デジカメで撮った写真、どうしてる? 女性の3割「プリント保存」
2011/07/25 12:00
2011年7月20日にリサーチバンクが発表した「写真に関する調査」の結果によると、該当調査の調査対象母集団では、普段は「デジカメ(コンパクトデジタルカメラ)」と「携帯電話のデジカメ機能」を併用して使っている人が多いことが分かった。それぞれ7割強、5割近くの人が利用している(【発表リリース】)。
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今調査は2011年7月9日-14日にインターネット経由で行われており、有効回答数は1200人。男女比は1対1、年齢階層比は10代から60代まで10年区切りで均等割り当て。
今調査母体ではデジカメの使用率は7割強、一眼レフタイプのデジカメ使用率は1割近くに達している。
↑ 普段どのようなカメラを使うか(複数回答)(再録)
ではコンパクトデジカメ・一眼レフタイプのデジカメを保有している人(リリースによると891人、調査母体比で74.3%)は、撮影した写真をどのような形で保存しているのだろうか。そのままずっとデジカメ内に残しておくわけにもいかないから、他のメディアに転送することになるわけだが……
↑ デジカメで撮った写真の保存方法(コンパクトデジタルカメラ、デジタル一眼レフカメラを保有している人限定)
やはりデジカメとパソコンは相性が良いようで、7割強の人が「パソコンに保存」と答えている。画像データとして保存しておけば、加工も容易でメールで転送もすぐに出来るし、自分のブログなどに掲載したり、プリンタへの出力もすぐにできる。
一方、パソコン以外の外部記憶装置に保存しておく人も少なくない。パソコン以外で一番多い意見は「SDカードなどのメモリカードに保存する」。最近はUSBメモリも安くなり、ギガ単位の容量のものが1000円足らずで購入できる時代となったため、機動力の高さからCD-Rや外付けHDD(ハードディスク)以上の人気を集めているのは納得がいく。興味深いのは女性の方がやや高めの値を示していることで、お手軽さが受けているのかもしれない。
そして記事題名にもあるが、全体で2割、女性に限れば3割の人が、デジカメで撮った写真データをプリントして、アルバムに保存すると回答している。撮影したデータを一度自分のパソコンに転送し、そこから自前のプリンタで出力するなり、撮影したデジカメからSDカードを取り出して専門店でプリントしてもらうなり、手段は色々と考えられる。いずれにしても女性の3割近くの人が、「デジカメで撮った写真をプリントし、アルバムに残しておく」方法を用いているという結果は意外かもしれない。
また、(パソコンを保有しているという前提があるものの)手軽さという点では「専門店にカードを出して出力してもらう」よりも、「自前のプリンタで出力」する方がはるかに手軽で柔軟性に富んだプリントが出来る。個人用の「写真レベルの高画質出力が可能なカラープリンタ」のニーズが大きい事由も、理解できるというものだ。
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