驚くほどの心地よさが分かるベッドの広告
2011/07/15 19:30


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↑ 刑務所の外……なのだが

ところが網が破れた先には二人の男性がベッドの上で、非常に気持ちよさそうに寝入っている。服装が典型的な囚人服であることから、「網を破って抜け出した二人が、下にあるベッドに足を踏み入れた途端、その気持ち良さに思わず眠り込んでしまった」ことが容易に理解できる。刑務所側の防犯対策なのか、あるいはたまたま偶然なのかは分からないが、彼らの努力も水の泡と化してしまったわけだ。彼ら自身は天国にいるかのような夢心地だろうが、目覚めたら今まで以上に辛い日々が待っている。
「刑務所から抜けだす場面という緊迫した状況下でも、うちのベッドの寝心地にはかなわない」。右下に描かれているキャッチコピー「Fall asleep easily(すぐにぐっすりと眠れますよ)」が、その自信のほどを裏付けしている。
ほぼ同じパターンがこちら。窓から侵入した賊が、やはりベッドの寝心地のよさのとりことなってしまっている。

↑ 窓から侵入した賊が……
ある意味刑務所よりもありそうなパターンだが、間抜けな話に違いは無い。
稀に賊が侵入した際、室内の食品を食いあさり、さらにはお酒などにも手を出して酔っぱらって寝入り、帰ってきた住民がそれを発見して警察に通報、お縄になるという、冗談のような話がニュースとして伝えられることがある。そのような話があるくらいだから、もしかして今回のような場面もあるかもな、と、顔はにやつきながらも思えてしまう。
状況としてはあり得ない場面ですら寝入る程の心地よさとは、どれほどのものなのだろうか。思わず試してみたくなるような広告には違いない。
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