絡まる線を整理し心の安らぎも得られる道具
2011/06/22 05:42
先日【押されてはじめて存在価値が生じるものと一緒になったホッチキス】で掲載したように、【頭の体操も出来そうな「付せん」】をはじめとした、身近な文房具を発想の転換で楽しいアイテムに変えた品々を販売しているオンラインストア【suck uk】の中から、気になるアイテムたちを紹介している。今回はパソコンをはじめとして電気製品に囲まれて生活している人には気になる問題について、ちょっとしたセンスで状況改善を図ろうとするものだ(【Leaf tie】)。
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↑ Leaf tie
本体と電源、本体と周辺機器、別々の電気機器などを結ぶには(赤外線などの無線接続でない限り)有線による接続が必要になる。複数の機器が一か所に集まる場所では線がごちゃごちゃになるし、一本の線に限っても長さが中途半端に長く、何かと邪魔な状況もしばしば起きる。こんな時に役立つのが、いわゆる「結線バンド」。
「結線バンド」は「ケーブルタイ」とも呼ばれ、ケーブルや配管など複数のヒモ・パイプ状のものを仮固定してまとめておくために使われるバンド。締めた時の太さを調整できるように、バンド本体の部分にぎざぎざ(セレーション)が付いていて、頭の部分(ヘッド)にある爪にひっかけて調整を行う。簡易版のズボンのベルトのようなものと考えれば、大体間違いが無い。
一度引っかけて固定するとがっちりとはまり込む、そして外したい時には容易に外せる。その特性を活かし、中長期の期間で固定したい部分だけでなく、例えばスマートフォンの充電用ケーブルのように「外す頻度が高いが、外さない時にはしっかりと止めたい」場面でも多用される。
安価で気軽に入手でき、しかも頼りになるのがこの「結線バンド」だが、少々見た目が味気ないのも事実。そこで活躍するのがこの「Leaf tie」。写真にあるように芽が生えた直後の植物(例えばカイワレ大根?)のような色・形状をした結線バンドで、ヘッドの部分にはしっかりと二枚の葉までついている。バンドとしてケーブルを留めるために利用すると、ちょうど葉の部分がケーブル本体に接する形となり、まるでケーブルから葉が生えているかのように見える。
↑ 試しに木の枝に巻いてみたところ
本来の「結線バンド」同様に色々なケーブルやパイプの仮留め、絡まり防止のために使うのはもちろんだが、他にも周辺の色々なものに取りつけ、デザイン上のアクセント的なものとして使う事もできる。
↑ 仕様書のイラストから。線を絡めるだけでなく、アクセントとしても
発想がシンプルでしかも実用的なことから、「日本でもすでに輸入されているかな」と調べたところ、『楽天市場経由で複数の店舗にて購入可能なのが(Leaf tie)』確認できた。気になる人は実際に手にとって確かめ、利用してみるのもありだろう。
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