頭の体操も出来そうな「付せん」
2011/06/12 06:32
当方も以前【行動計画表とホワイトボードと付せんとメモ書き】のような具体的活用法を記事にしたが、本を読む際のしおり代わり、あるいは覚え書きしておく時のメモ代わりなど、ビジネスの場はもちろん日常生活でもかなり重宝できる文房具「付せん」。のりつき付せんの代表商品「ポスト・イット」や面積が大きめな「メモパッド」がほぼ同意の言葉となっているが(ただし「メモパッド」には裏面にのりが無いこともある)、ともあれ日常生活には欠かせないアイテムの一つであることに違いは無い。一方でそのデザインの応用性の高さから、【内容よりも姿形に目が留まる付せんたち】など、多種多彩でクリエイティブなものが世にお披露目されている。今回紹介するのもその類のもので、誰もが知っている、頭の体操にはぴったりのゲームを題材にした、「なるほど」と感心させてくれる付せんである(【Toxel.com】)。
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↑ Block Notes
これはデザイナーのBen Ambrose氏によってデザインされた付せん。形を見せただけでもう説明の必要が無いと思われるが、世界中に知られているアクションパズルゲーム『テトリス』をオマージュしたもの。【オンラインストアで販売中】で、価格は7.50ポンド(980円)。
色までそのままだと付せんとしては使いにくいので手を加えてあるが、姿形はそのまま『テトリス』のブロックを踏襲している。利用者は個々のブロック……ではなくて付せんを使うのはもちろん、複数を『テトリス』同様に組合せ、大きめなものとして使う事も出来る。
もちろん実際には正方形の黄色、長方形の水色が普通の付せんとして使えるのはまだしも、凸型や「く」の字型が使いやすいはずもない。単独で、あるいは組み合わせて貼りつけることで、自分自身や相手に普通の付せん以上のインパクト、注目を与えるところに意義がある。一つだけでも「どこかで見たことあるような形だな……」と気になるし、二つか三つを組み合わせれば「ああ、『テトリス』ね」と納得させられる。お互いの付せんを少しずつ放しておけば、キレイにまとまるような組合せを考えてしまうに違いない。
ちょっとした工夫ではあるが、「注意させる」という本来の目的からすれば、非常に優れたアイディアを盛り込んだ付せんといえる。もちろんゲーム好きな人へのプレゼントとしても喜ばれよう。
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