毎日間食3人に1人、女性は男性の2倍以上
2011/05/16 19:30
DIMSDRIVEは2011年5月11日、「間食」についての調査結果を発表した。それによると調査母体においては、毎日間食をする人は3人に1人の割合であることが分かった。男女別では男性よりも女性の方が間食をする人の割合・頻度は高く、毎日間食をする人の比率は、女性は男性の2倍前後に達している(【発表リリース】)。
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今調査は2010年7月2日から8月5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は6720人。男女比は53.5対46.5、年齢階層比は10代0.7%・20代10.1%・30代30.2%・40代33.1%・50代17.4%・60歳以上8.5%。
中には健康その他の理由で朝食を抜く人もいるが、多くの人は一日三食、朝昼晩に食事を取る(【平日と休日の食事時間帯】)。一方でその「常食」以外に小腹がすいた、口元がさみしい、眠気覚ましなど多種多彩な理由から、食事(夜食のようにそれなりに大げさなもので無く、単にお菓子をはじめとしたちょっとした食品を口にすることも含む)を取る「間食」をしている人も少なくない。「三時のおやつ」や、野外での職人さんの仕事場で行われる・見かける、午前中の小休憩時のお菓子タイムが良い例だ。
今調査母体でも間食をする人はかなり多い。ほぼ毎日する人が1/3、週一以上で区切ると74.5%とほぼ3/4。逆に、まったく間食しない人は1割でしかない。
↑ あなたは普段間食をしますか(朝食・昼食・夕食以外)
朝食から昼食の時間と比べ、昼食から夕食の時間は長い場合が多い。それだけ空腹になりがちで、また作業をする時間も長いので、息抜きも兼ねて間食を取る人も大勢いる。お客様からのいただきものが社内で配られるパターンも多々あるはず。さらには【江崎グリコ(2206)、ビジネスマンの勤務中における「ちょっと口休め」なおやつこと「男おやつ」が常識との調査結果】にあるように、ストレス解消のために(いわばパワーアップアイテム的な意味合いで)「おやつ」を口にする事例も考えられる。
これを男女別に見ると、世間一般のイメージ通り「男性より女性」の方が間食をする人の割合、毎日間食をする人の割合、共に多い。特に後者においては、女性は男性の約2倍に達している。
↑ あなたは普段間食をしますか(朝食・昼食・夕食以外)
↑ あなたは普段間食をしますか(朝食・昼食・夕食以外)(週1以上率)
30代でやや減少するのが不思議な動きだが、それ以外は男女とも経年と共に間食から離れる傾向がある。「間食しない」の項目を見れば明らか。そして一方で不思議なことに、男女とも年齢に関係なく「毎日間食」の回答者が一定数存在し、あまつさえ男性では60歳以上が増加する動きすら確認できる。男性2割強、女性5割は「毎日間食したくなるほどおやつ好き」ということになる。
同時に男性と比べ女性の間食好きぶりが改めて確認できる。直上の「毎日間食」の率だけを見ても明らかだし、下のグラフ「週一以上」でも分かる。女性はほぼ8割強、5人に4人以上は「週一以上で間食する」形となる。
後日改めて詳しく触れることにするが、間食は上記にある通り息抜き、空腹感の充足、疲労回復などのメリットが期待できる。一方で摂取カロリーの過多や、肝心の食事があまり口にできなくなるなどのデメリットも多い。一人ひとりの健康状態や仕事・勉学ぶりをはじめとしたライフスタイルにもよるが、暴飲暴食となるようなものは避けたいところだ。
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