ローソン、フルーツデニッシュをシリーズ化・第一弾はグレープフルーツと洋梨
2011/05/13 06:41


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↑ グレープフルーツデニッシュ

↑ 洋梨デニッシュ
南アフリカ産のグレープフルーツを使用。手作業で果肉を取り出し、蜜漬けにしている。カスタードクリームの甘味とグレープフルーツの酸味、果肉のジューシーさとデニッシュ生地のサクサク食感の対比が楽しめる。
(ナチュラルローソンでは発売せず)
■洋梨デニッシュ
南アフリカ産の洋梨を1/2個使用。手作業で果肉を取り出し、蜜漬けにしている。「クレームダマンド」と呼ばれる自家製のアーモンドクリームが洋梨の甘さを引き立て、ジューシーな果肉とデニッシュ生地の食感が楽しめる。
フルーツを具に用いたフルーツデニッシュは、パンの専門店(特に自前で様々な惣菜・菓子パンを創る「町のパン屋さん」)ではよく見かけるレパートリーの一種。生のフルーツを使ったジューシーで彩り鮮やかなメニューの人気が高く、女性層の支持を集めている。一方でフルーツを使ったパンの大量生産は、皮をむく工程の自動化が難しいことや、品質劣化が早いことから、難しいとされてきた。
そこでローソンは“手作業”でフルーツの果肉を取り出し、果肉を“蜜漬け”にすることで品質を維持し、「フルーツデニッシュシリーズ」に使用。今回の「フルーツデニッシュシリーズ」の展開にこぎつけた。
ローソン側では今後も季節に合わせたさまざまなフルーツを使ったパンを発売していくとしている。逆にいえば旬で無いとそのフルーツのデニッシュにはお目にかかれないことになり、特定のフルーツが好きな人には少々残念なことかもしれない。しかし逐次季節の移り変わりを、その季節のフルーツデニッシュを楽しみながら知ることができると考えれば、それはそれで趣のある話といえる。
今後どのようなフルーツが用いられるのか、同社の「プレミアムロールケーキ」のように大きな反響をおさめてロングセラーシリーズ化されるのかもあわせ、見守りたいところだ。
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