色々当てはまり過ぎて涙が出る…一人暮らしで起こる日常の「あるある」ランキング
2011/04/07 12:10
検索エンジンgooにおいて実施されていた【一人暮らしで起こる日常の「あるある」ランキング】の結果発表が行われ、第一位には「自炊が面倒でついつい外食してしまう」がついた。最近ではいわゆる「中食」を選択する人も増えているし、金銭的・健康的な面で考えれば一概にお勧めできるとは言い難い。それでも「調理の時間と手間、そして調理人の腕前をお金で買う」という観点で考えれば合理的でもあり、つい頼ってしまうのも納得ができるというものだ。他にも上位陣には、一人暮らしをしている人なら思わずうなづくばかりの回答がずらりと並んでいる。
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【ますます進む核家族化…種類別世帯数の推移(2009年分反映版)】などにもあるように、いわゆる「独り身(一人身)」こと単独世帯は増加の傾向にある。資料の書き出し部分でも解説しているが、これからの時期、入学や就職、転勤を機会に一人暮らしをスタートする人が増えてくるはず。他人に拘束されずに自分一人で自由気ままにプライベートな生活を過ごせる期待感と、自分で何でもしなければならない・どのようなことが起きるのか分からないという不安感が頭の中でミックスされ、まさにカオス状態にあるのではないだろうか。
それら「独り身」生活ビギナーをはじめ、一人暮らしをするなかで、ついついやってしまうこと・遭遇してしもうことを挙げてもらったのが今回のランキング。「ついやってしまう」という表現から、どちらかといえばネガティブ、避けたい事象・状況が挙げられている。
トップは「自炊が面倒でついつい外食してしまう」。冒頭でも触れたが、仕事や学校帰りで調理の時間が取れない、あるいは疲れて材料を買いそろえるのも面倒だ、お腹が減って家についたらすぐに夕食に飛びつきたいのに何の準備もしていない……などという状況になれば、調理の手間暇をかけずにすぐに温かい食事にありつける外食を選んでしまうのは道理ともいえる。しかし金銭的な問題以外に、どうしても外食は栄養バランスの問題が生じるため(外食時には、またもや「つい」だが、自分の好きなメニューを選びがちなのも一因)選択には気をつけたいところ。
第二位は「病気になると心細くなる」。病気で身体が弱り心理的に追いやられると、孤独感は一層強くなる。まだ「心細くなる」のならマシで、高熱などで身動きがほとんど取れなくなると、満足な対処も出来なくなる(足元がふらつくほどの熱が出た時に、一人暮らしの際には薬や食事の調達はどうすべきか。考えるだけで頭が痛くなる)。
第三位以降は困ったこと、というよりは怠慢・自堕落的な日常生活上の習慣がずらりと並んでいる。「ゴミを出しそびれる」「掃除は週一回しかしない」「トイレはドアを開けたまま入る」「野菜摂取不足になる」などなど。中には「フライパン一つで料理を済ませてしまう」など、合理的な話もあるが、多くは改めて指摘されると「あちゃ-、言われてみれば確かに……」と耳が痛くなるものが多い。
このような「避けた方が良い習慣」というものは、他人から指摘されないと中々直せないもの。しかし一人暮らしではそれも果たせない。次善策としては、正しい行動を習慣化すること。そのために具体的な行動を紙に大きく書き連ね、自分の目に留まる場所に貼ることをお勧めする。例えば「毎週月・水・金のゴミ出し日には必ずゴミを出す」「土日は一日30分散歩に出る」などといった具合だ。
そして定期的(月一程度で構わない)に、自分自身のルールが守られているかを再点検しよう。半年も続ければ、無意識のうちに身体を動かし行動する自分自身の姿を認めるに違いない。
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