「今後利用したい携帯電話会社」トップはドコモ、それでは次は?
2011/03/29 07:02
マイボイスコムは2011年2月25日、携帯電話会社のイメージに関するアンケート調査結果を発表した。それによると調査母体においては、「今後利用したいと思う携帯電話会社」としてトップについたのは「NTTドコモ」だった。次いで「au(KDDI)」「ソフトバンクモバイル」の順となっている。昨年からの変化としては、ドコモがやや増加し、他の2社が減少する動きが見られる(【発表リリース】)。
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今調査は2011年2月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3276人。男女比は49対51、年齢階層比は10代1%・20代10%・30代29%・40代32%・50代以上28%。
今調査においては、メインで使っている携帯電話の機種としてNTTドコモが4割ほど、auが3割近く、ソフトバンクモバイルが2割強という結果が出ている。これは【ソフトバンクモバイルが純増数でトップ継続・2011年2月末時点の携帯電話契約総数は1億1823万4800件-TCA発表】で挙げた契約総数の比率とさほど変わるところがない。
↑ あなたが現在主に利用している携帯電話会社は
それでは「今後」利用したい携帯電話会社はどこが一番人気なのだろうか。契約上の問題などを考えれば継続利用するパターンがもっとも多いはずで、それを考慮すれば元々のシェアが一番大きいドコモがトップにくるはず。
↑ 今後利用したいと思う携帯電話会社は(今と同じ場合は主に使っている会社を)
やはりドコモがトップで、auとソフトバンクモバイルの立ち位置もほぼ同じ。ただ、現行機種会社と比べると幾分ではあるが、ソフトバンクモバイルの比率が高い。これは多分にiPhoneなどのスマートフォンの影響によるものだろう。
なお、余談ではあるが、携帯電話の中でもスマートフォンに変更する場合、「以前所有していた携帯電話と同じ会社のものに機種変更」とする人がもっとも多いという調査結果が出ている(【スマートフォン購入者、「同じ会社の携帯電話から機種変」が4割強】)。
↑ 現在保有のスマートフォンは新規購入か、機種変更か(所有者限定)(再録)
日本のスマートフォンはソフトバンクモバイルのiPhoneシリーズが先行しているものの、ドコモ、auも続々と新機種を展開し始めている。今後携帯電話のシェアはスマートフォンの浸透の中で、新しい動きを見せるのかもしれない。
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