ローソンの「プレミアム ブルーベリーとチーズのロールケーキ」
2011/03/15 12:35


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今回も、いつも利用している自宅近所のローソン某店に足を運び、今回は商品を無事確保。先の地震の影響を受けて商品流通に変移が生じているためか、いつもより早めに足を運んだにも関わらず、在庫はほとんど残っていなかった。もっとも他の商品がガラガラだったことと比べれば、手に入っただけでもありがたい。

↑ プレミアム ブルーベリーとチーズのロールケーキ
今回は以前の「プレミアム宇治抹茶と黒胡麻のロールケーキ(丹波篠山産黒豆入り)」のようなアルミ製でのパッケージ。見た目がスタイリッシュ。
早速自宅に戻って買物袋から出してみる。

↑ プレミアム ブルーベリーとチーズのロールケーキ
今回の「プレミアム ブルーベリーとチーズのロールケーキ」でも写真からお分かりの通り「価格表記が無い」。これは専門店のスイーツ風にするためのもので、代わりに価格を陳列棚のネームプレートなどに明記してある。商品に値札をつけず、プレゼントなどへの配慮を行うスタイルはローソン側の配慮、ターゲットとする顧客層の拡大の模索、さらには間接的な商品の活用方法の提案の動きといえる。最近ではローソンは【ローソンで期間・数量限定の提案型スイーツシリーズ「春コレクション」展開へ】にもあるように高級志向な提案型スイーツシリーズの展開を始めていることもあり、「コンビニスイーツの枠を超えたスイーツ」への挑戦を続けているようにも見える。
スペックは、重量が正味104グラム、厚さ25ミリ・直径85ミリ。内部のクリーム部分は直径60ミリほど。栄養成分はカロリーが262Kcal、脂質20.8グラム、ナトリウム119mg。製造元は毎度おなじみの【コスモフーズ】。【商品一覧】を見ると、すでに「プレミアム ブルーベリーとチーズのロールケーキ」の姿が確認できる。いわく、
と、ローソンのリリースには無かった「7割使用」という具体的な値を確認できる。
袋を開けて中身を取り出すと、容器の中にさらに薄いビニール製のカップが用意されており、その中に「プレミアム ブルーベリーとチーズのロールケーキ」が顔をのぞかせる。そしてチーズ独特のこってりとした、そしてブルーベリーのさわやかな香りがほのかに鼻を刺激する。
100円ショップやスーパーなどで普通に売っている太巻きのロールケーキは、あくまでもスポンジケーキがメインの素材。クリームは巻かれたケーキの間に入っている「つなぎ」「接着剤」ともいえる。しかしこの「プレミアムロールケーキ」シリーズは、普通のロールケーキと表現するより、「スポンジケーキで包んだ、たっぷりの生クリーム」という言い回しがよく似合う。それだけクリームの立ち位置が強い。スポンジ生地は添え物、クリームをメインディッシュとして展開するための、しかしそれゆえに大切な脇役ともいえる。しかも今回の「プレミアム ブルーベリーとチーズのロールケーキ」では生地にもブルーベリーを練り込んでおり、通常のスポンジケーキ生地とは異なる、アクセントのある風味を持たせている。

↑ プレミアム ブルーベリーとチーズのロールケーキを上から眺めてみる
肝心の味わい。生クリームの素晴らしさは特筆もの。通常のクリームの舌触りに加えてチーズ独特の重量感あるコクが一口ごとに口の中に広がっていく。しかも今回「7割も」kiriのクリームチーズを使っていることもあり、前回のノーマル版「プレミアムチーズロールケーキ」と比べて重厚感・リッチ感が増しており、確かな味わいを体感できる(前回は1:1の配分だった)。舌触りといい、これを生クリームと表することすらもったいない感じがする。
チーズは好みが比較的分かれる食品なので、チーズっぽさを持つ今回の生クリームへの評価は人それぞれだろう。しかしチーズケーキが好きな人をはじめ、チーズ関連食品を好む人なら、特にこのクリーム部分には「まいった」と思わずうなってしまうに違いない。
そして生地部分が普通のスポンジケーキではなく、ブルーベリーのピューレを用いたものなのもポイントが高い。クリームとスポンジを一緒に口に含むと、こってり感とさっぱり感が口の中で融和し合い、チーズの味わいをさらに深めさせてくれる。もちろん中央部分の生クリームだけをすくって食べてもいい。そして2粒トッピングされているブルーベリーも一緒にたしなむと、今度はブルーベリーのさわやかさが前面に押し出され、チーズのコクがそれを押し上げるような味わいを楽しめる。

↑ こんな感じでスプーンですくって食べるわけだ
価格は210円とやや高め。しかしこの生クリーム……というより生クリームを加えたキリのクリームチーズと表現した方が適切な生クリームと、生地のコンビネーション的な美味しさをもってすれば、この価格も納得がいくというもの。昨今の事情で通常のプレミアムロールケーキシリーズと比べて、やや手に入りにくいのが難点だが、もし見かけたらぜひ一度は試してほしい。
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