昼食で重視すること何だろう? 価格、栄養、それ以上に大切なのは??
2011/03/18 06:41
マイボイスコムは2011年2月25日、昼食に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、平日の昼食内容を選択する際に重視する要素としてもっとも多くの人が挙げたのは「時間をかけずに食べられること」だった。今の人は概して多忙で、昼食をじっくりと採るスタイルはあまり好まないようだ(【発表リリース】)。
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今調査はインターネット経由で2011年2月1日から5日にかけて行われたもので、有効回答数は1万3246人。男女比は49対51。年齢階層比は10代1%・20代11%・30代29%・40代31%・50歳以上28%。
今調査母体では、通常昼食をとらない人2.5%をのぞき、97.5%が何らかの形で昼食を食べている。
↑ 平日の昼食スタイル(もっとも多いもの)(再録)
それではその97.5%の人たちは、昼食で食するものの内容について、どのような点を重視しているのだろうか。今調査母体においては「時間をかけずに食べられる」という意見に同意する人がもっとも多く、4割近くに達した。
↑ 平日の昼食で食べるものについて重視する事(昼食を食べる人限定、複数回答)
「安上がり」などの価格面での問題や、「栄養バランスが良い」などの身体への配慮、「自分が好きなもの・食べたいもの」などの味の好みなど各種思惑を反映した項目が上位に連なっているが、それ以上に多いのは「短時間で食せる」というもの。同調査別項目では昼食時間への問いもあるが、そちらも「早飯」を想像させる結果が出ていた。
↑ 平日の昼食にかける平均時間(昼食を食べる人限定、自分で準備する人はその準備時間も含む)(再録)
「短時間で食せる」ものを好み、実際に食べる時間も早い。やはり昼食時間にあまり時間をかけられないか、あるいは貴重なお昼の自由時間を有益に使うため、食事は短時間で済ませたいという思惑があるのだろう。ちなみに「何かをしながら食べられる」の項目はさほど多い回答率を見せておらず、「短時間で済ませたいが、『ながら』食事はしたくない」という考えも見え隠れしている。
また、栄養バランスや健康に配慮など、身体のことを考えた項目への回答率は、「後回しにされているかナ」という印象を受ける。時間や調理の手間、好き嫌いが優先されている感があるのだが、毎日食することを考えれば、やはりもう少し健康的な食生活への配慮をしてほしいものだ。
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