あなたが持ってるスマートフォン、どんなところがお気に入り?

2011/03/09 06:19

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スマートフォンマイボイスコムは2011年2月25日、スマートフォンに関する調査結果を発表した。それによると調査母体におけるスマートフォンの所有者(1割強)内で、自分のスマートフォンの「お気に入りな点」としてもっとも多くの人が挙げたのは「多機能である」ことだった。次いで「アプリケーションが良い」「画面が大きい」などが続いている。特定メーカーやシリーズなどを対象にした、ブランド志向はそれほど強いものではないようだ(【発表リリース】)。



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今調査は2011年2月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3241人。男女比は49対51、年齢階層比は10代1%・20代11%・30代29%・40代31%・50歳以上28%。

現在急速に普及しつつあるスマートフォン。利用者、サービス提供者双方から注目を集めているのは周知の通りだが、今調査母体での使用実績は1割強という結果が出ている。

↑ スマートフォンを使っているか(個人ベース、複数所有の場合はメイン機種)(個別機種は0.5%以上のもののみ)
↑ スマートフォンを使っているか(個人ベース、複数所有の場合はメイン機種)(個別機種は0.5%以上のもののみ)(再録)

そのスマートフォン利用者たちが利用している機能は「通話」「メール」「サイト閲覧」などがメイン。これまでの携帯電話の基本機能に、パソコンの基本機能を追加した感覚で利用しているスタイルが見えてくる。

↑ スマートフォンで利用している機能・サービス(保有者限定、複数回答)
↑ スマートフォンで利用している機能・サービス(保有者限定、複数回答)(再録)

それでは「利用している機能」ではなく、「気に入っている点」となると、どのような回答が見られるだろうか。多分に利用者の好き嫌いや感情が含まれるため、単なる機能の利用頻度以上に保有者の気持ちを推し量る、良い材料となる。

↑ メインで使用しているスマートフォンについて、気に入っている点は(利用者限定、複数回答)
↑ メインで使用しているスマートフォンについて、気に入っている点は(利用者限定、複数回答)

トップは「多機能である」で、55.6%と唯一過半数を超えている。第2位の「アプリケーションが良い」と合わせると「ソフト・ハードの面で質量共に充実している」と評することができる。昔のと比べれば今の携帯電話も十分に質・量共に優れた存在なのだが、スマートフォンはレベルの違う充実度を持つと見られているようだ。

スマートフォン利用第3位以降は「画面が大きい」「デザイン・色が良い」「画質が良い」「タッチパネルやキーボードなどで文字入力がしやすい」など、ハード的・物理的なメリットが掲げられている。そしてこれらは物理的に現状の携帯電話では難しい点ばかり。だからこそ利用者はスマートフォンを選び、満足しているということになる。

なおリリースでは一部コメントとして、iPhone4ユーザーは「デザイン・色が良い」「画質が良い」「メーカー・ブランド」などが多い傾向にあると伝えている。スマートフォン全体として「多機能」「アプリの良さ」を掲げる一方、個々の機種別に「際立つ良さ」を見出して、その部分を気に行って手にするユーザーも多そうだ。


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