定年前後のシニア層、間食は男性半数・女性8割が「週一以上」
2011/02/27 07:27


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今調査は2010年10月9日から10月11日にかけて、全国の50-64歳の男女1200人(男性600人・女性600人)に対しインターネット経由で行われたもので、年齢階層は50-54歳・55-59歳・60-65歳で均等割り当て。既婚率は84.9%・有子供率83.6%。就業率は男性80.2%・女性45.8%。
子供の時はもちろん、就業してからも例えば【江崎グリコ(2206)、ビジネスマンの勤務中における「ちょっと口休め」なおやつこと「男おやつ」が常識との調査結果】などにもあるように、ストレス軽減・疲労回復などを理由に間食を取る機会は少なくない。それでは今回の調査母体である定年前後の壮齢者では、間食はどの程度の人が行っているのだろうか。あまり知られていない事柄なだけに、興味のそそる話ではある。

↑ 間食の頻度
調査結果を見ると、男性は約5割、女性は8割が週一以上に間食をする。女性の間食好きは歳を経ても変わらないようだ。「毎日間食している」という人も、女性は3割超、約1/3に達している。一方で今年齢層になると男性は3割、女性は1割近くが「間食はしない」とも答えている点も注目に値する。
具体的な品目を聞くと、女性の間食好きが改めて確認できる。

↑ よく食べる間食(複数回答)
男女とも人気ナンバーワンは「せんべいなどの米菓類」。高齢者・シニアな人が日本茶と共におせんべいを食する様子は容易にイメージされるが、そのイメージは決して間違っていないことが分かる。また、女性は多種多様な対象に手を出しているようで、多くの項目で4割超の回答率を見せている。

【コンビニ来訪客の世代分布(2011年1月時点)】を見る限り、50歳以上のコンビニ来場率・数は確実に増加の一途をたどっている。今後はお菓子のコーナーでも米菓類やアイスクリームの類が、今まで以上に充実してくるかもしれない。
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