始業時間 どれだけ前に 出社する?
2011/01/23 19:30


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今調査は2010年11月19日から30日にかけて携帯電話によるインターネット経由で、20-39歳の会社員(パート・アルバイト除く)1000人に対して行われたもので、男女比は1対1。年齢階層比は20代が339人・30代が661人。
世間一般には「朝活」とは「出勤前の朝の時間を使った活動」であり、出勤してから始業時間までの時間の活動は昨今の定義による「朝活」には該当しない。しかし始業時間より早めに出社し、色々な準備をしたり掃除をし、就業時間に備える「朝活」ライクな行為は【始業時と終業時の10分間に習慣化すべき8項目のリスト】や【1日の時間をもっと長くするための7つの”魔法”】などでも触れているように、昔から行われている。特に新入社員などは早めに出社し、掃除などをする事を勧められる場合もある(スパルタ云々と非難する向きもあるが、先輩諸氏の場所を覚えるだけでなく、机の上の配置物などから性格や行動様式、クセなどを読みとれる、良い機会でもあることを忘れてはならない)。
また、「朝活」のようなことをしないまでも、就業のための前準備をする必要も多々あるため、就業時間ぎりぎりに会社に飛び込むのは感心しない。それが許されるのは学生時分までである。それでは具体的に、お勤めをしている人たちは就業時間のどの位前に勤務先に出勤するのだろうか。

↑ 始業時間のどの位前に勤務先に出社するか
最低限のことは10分内外で出来そうだが、やはりドタバタすることは否めない。冬場、厚着で出社してコートなどを片づけていればあっという間に10分は過ぎてしまう。それを考えると、「0-4分前」「5-9分前」の合わせて24.1%の人は少々時間が足りないのではないかな、という感はある。

一方で始業1時間以上前から出勤をしている人も1割ほど確認できる。朝食を取るにしても時間がかかりすぎるため、先に挙げた「上司の机周りの掃除」だけでなく部局全体を掃除しているのか、あるいはやはり「朝活」ライクなことをしているのだろう。会社での就業と気分を切り替えて自己鍛錬をするという観点ではマイナスとなるが、会社での「朝活」もまたオツなもの。さまざまな業務用の機材が使えるのもプラスといえる。
ただし気をつけねばならないこともある。あまり早く出勤しても冷暖房が効いていない場合もある。また、完全に業務以外のことをするために早朝出勤をしていると、色々とツッコミを入れられることがあるからだ。それらのリスクを考えると、やはり「朝活」は自宅でした方がよいのかもしれない。
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