大学受験、本番中に一番の心配事は?

2011/01/09 06:27

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心配事ライオンは2011年1月5日、大学受験をひかえる人・受験経験のある大学生に対する「受験に関する意識調査」の結果を発表した。それによると調査母体においては、受験本番中に一番心配だった・心配なことは「急な下痢・腹痛などのトイレ周り」であることが分かった。三分の一以上の人が一番の心配事として挙げている(【発表リリース】)。



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今調査は2010年12月13日から15日にかけてインターネット経由で受験をひかえた高校3年生・浪人生、短大を含む大学生に対して行われたもので、有効回答数は500人。男女比・年齢階層比は非公開。

ゲームならともかく実際の受験は、その場で一度きり。リセット・再ロードはきかない。人生を大きく左右しうる「ハードル」なだけに、緊張もひとしおのものとなる。その試験本番において、自分の本領を発揮しきれない何らかのアクシデントが起きたら……心配をしない人はいないだろう。その心配事について「一番」なものを挙げてもらったのが次のグラフ。試験中、あるいは直前における「お腹のトラブル」がトップとなった。

↑ 受験本番中に一番心配なこと・だったこと
↑ 受験本番中に一番心配なこと・だったこと

トイレ周りは人間ならば避けようがない生理衝動。前日までに水分摂取を少なくしていても、緊張などでついトイレが近くなってしまうこともある。人によっては過敏性胃腸炎の症状が出る人もいる(【突然腹痛や下痢が襲う「過敏性腸症候群」が子どもにも広まる】)。試験直前や試験中にこのような事態に遭遇し、トイレのお世話になろうものなら、緊張の糸は切れてしまうし時間のロスにつながる。さらにはトイレそのものが心配になり、集中力も減退してしまう。心配にならないように、とさとすのも無理があろう。

試験会場第二位の「空調」・第三位の「周りの人」は、自分自身では対応がし難い問題。運・不運が多分に作用することになるが、例えば空調ならどちらにも対応できるような服装で試験におもむく・乾燥していた時のためにのど飴を用意する、うるさ型の人が周りにいることを想定して耳せんを用意する(会場によっては利用できない場合もあるので注意)など、出来る限りの防衛策をとるしかない。

一方で第四位の「眠気」、第五位の「筆記用具忘れ」は、自分や周囲の人の注意や気配りでいくらでも対処が可能。自分の実力がこんなことで十分に発揮できなければ、万一のことがあった時に悔むに悔やみきれないものとなる。

受験は本人はもちろん周囲にとっても一大事。万全の態勢で臨めるよう、本人だけでなく周囲の人も気遣いや配慮を欠かさないようにしてほしいものだ。



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