お歳暮購入場所はデパート店頭・スーパー店頭がメイン。ネットショップも健闘中

2011/01/04 19:30

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お歳暮マイボイスコムは2010年12月27日、お歳暮に関する調査結果を発表した。それによると調査母体のうち今年度お歳暮を贈った・贈る予定の人において、そのお歳暮の購入先としてもっとも多かったのは「デパートの店頭」だった。3割強の人が利用している。「スーパーの店頭」が2割強で続いているが、その次に「デパートのネットショップ」が続いており、インターネット通販を利用したお歳暮の注文が浸透しつつあることをうかがわせる結果となっている(【発表リリース】)。



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今調査は2010年12月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万2442人。男女比は47対53、年齢階層比は10代2%・20代11%・30代30%・40代31%・50歳以上26%。

お歳暮とは年末にお世話になった人に対して行う贈りもの。従来は直接訪問して感謝の意を表し、その際に行う贈りものが該当する。最近ではデパートなどから配送手続きを行ったり、インターネット経由で自宅から発注することも多い。また、このやりとりが頻繁に行われるため、今時期に商品のやり取りが活性化することを「お歳暮商戦」などと呼んでいる。

今調査母体において調査時点で今年度分のお歳暮を贈った、あるいは贈る予定がある人は61.5%。

↑ 今年度はお歳暮を何件贈ったか・贈る予定か
↑ 今年度はお歳暮を何件贈ったか・贈る予定か(再録)

それでは贈った・贈る予定がある人はどこでそのお歳暮を購入した・する予定なのだろうか。複数回答で聞いた結果が次のグラフ。

↑ 贈った・贈るお歳暮はどこで購入したか・する予定か(複数回答、お歳暮を贈る・予定の人限定)
↑ 贈った・贈るお歳暮はどこで購入したか・する予定か(複数回答、お歳暮を贈る・予定の人限定)

トップは「デパートの店頭」。やはり品揃えも豊富で実績もあり、さらに実物を目で見て(場合によっては手で触って)確かめた上で贈呈できるのが嬉しいところ。デパートと比べると種類は少ないが「スーパーの店頭」もそれなりに種類は充実している。そして双方とも、手渡しではないものの自分で足を運んで選んで手続きすることで、「贈った」という実感を得られるのが良い。

第三位には「デパートのネットショップ」。インターネット経由の調査とはいえ、デパートやスーパーの店頭販売に次ぐ順位を得ているあたり、インターネット通販によるお歳暮贈呈というスタイルが、それなりに浸透してきた感触を実感できる。ネットショップ周りをオレンジ色で着色したが、特に「産地直送品」の項目で見ると、実店舗以上にネットショップが活用されているのが興味深い。

時節の行事にごく当たり前のようにネットショップが使われている状況を見ると、時代の流れ・進化を実感してしまうものだ。



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