一番好きなポテチの味は?
2011/01/02 07:21
マイボイスコムは2010年12月25日、ポテトチップスに関する調査結果を発表した。それによると調査母体でもっとも好まれているポテトチップスの味は「コンソメ系」なことが分かった。次いで「のり塩」「プレーン(塩)」など、いずれもオーソドックスな味わいのものが続いている。また、製造・販売するメーカーとして、もっとも好きなのはカルビーで、コイケヤがそれに続き、この2社で8割に達していた(【発表リリース】)。
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今調査は2010年12月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万2444人。男女比は47対53、年齢階層比は10代1%・20代12%・30代30%・40代31%・50歳以上26%。
「カウチポテト」という言葉が出来るくらいに、日常でのおやつ・スナック菓子としてはメジャーなのがポテトチップス。スーパーやコンビニ、ドラッグストアなど、どこででも気軽に手に入るようになり、食品系の小売店に足を運べば目に留めないことは滅多にない。種類も豊富でチャレンジ精神旺盛な味わいのものもしばしば登場し、最近では何らかの食品がブームになるとすぐにその味をとりいれた新商品が登場するほど。口当たりの軽さからついつい食べ過ぎてしまうが、カロリー・塩分共に高いものが多く、食べる量には注意が必要となる。
オーソドックスなものから奇抜なもの、流行りの食品に合わせたものまで、色々な味わいの種類が揃っているポテトチップス。どんな味のものが好まれているだろうか。複数回答で聞いたところ、もっとも多くの人気を集めたのは、一番シンプルでメジャーな「コンソメ味」だった。過半数の人が好きと答えている。
↑ 好きなポテトチップスの味
「コンソメ味」の過半数には及ばないものの、「のり塩」「プレーン(塩)」「ガーリック系」も高い値を示しており、第五位の「こしょう・ブラックペッパー」以下と比べると大きな差が生じているのが分かる。事実上「ポテトの味の四天王」と評しても良いだろう。長きに渡りこれらの味が奇をてらうことなく基本を守っているからこそ、多くの人に好まれているのだろう(逆に好きな人が多いからこそ、販売終了とならずに売れ続けているのかもしれない)。
また、順位としては下の方、つまりあまりメジャーで無いものの中にも「食べず嫌い」「店頭では手に入りにくいため、好きなものとしてすぐにイメージできない」類のものもある。例えば「チョコレート」は3.5%しか挙げる人はいなかったが、個人的にはのり塩やコンソメに勝るとも劣らない味わいがあると実感している。ただしお手軽さという点ではやや欠けるところがあり、その点で敬遠されてしまったのかもしれない。
一方で、これらのポテトチップスを創る・販売するメーカーで好きなところを1社選んでもらったところ、カルビーとコイケヤ(湖池屋)でほとんど寡占状態となっている。
↑ ポテトチップスまたはその類似品を製造・販売するメーカーのうちもっとも好きなのは
一覧を見ると、確かにこれらのメーカーはいずれもポテトチップスを発売しているし、見た記憶があるものばかり。しかし「一番」となると、やはりこの2社に限られてしまう。それだけ商品、そしてそのブランドの印象が強いということだ。
ちなみに資料コメントによれば、「カルビーは若年層」「コイケヤは高齢層」に受けが良いとの事。こだわりを持つ人の話によれば、商品戦略に微妙な違いがあるようで(例えばジャガイモそのものの味わいをどこまで残すか)、ポテトチップスマニアの間では常に論争のネタになっているとのこと。興味がある人は同じような種類のものを買い集め、食べ比べをしてみると、新たな発見があるかもしれない。
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