パスタ料理のソース、手作り派は4割・市販ソースはレトルトが一番人気
2011/01/02 19:30
マイボイスコムは2010年11月25日、パスタソースに関する調査結果を発表した。それによると調査母体のうち自宅でパスタ料理を食べる人においては、そのパスタ用のソースを手作りで素材から創る人は4割強に留まっていることが分かった。一方でレトルトのパスタソースを利用する人は6割に達している。缶詰やびん詰を使う人も少なくないが、市販のソースとしてはレトルトが一番愛用されているようだ(【発表リリース】)。
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今調査は2010年11月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万1868人。男女比は46対54、年齢階層比は10代2%・20代12%・30代31%・40代32%・50代以上23%。
【「パスタ」や「そば」が対新型インフル備蓄食に向いている件について】や【アメリカ流「冷凍食品などで食費を節約する」6つの方法】などで触れているように、パスタはほとんど水分の無い状態で保存されていることもあり、安価で日持ちのする保存食として非常に有効。またお財布事情が厳しい時にも、重宝する食材となる。さらにソースの使い方でさまざまな味わいを楽しめるため、「気軽でバリエーションに富んだレパートリーを揃えられる料理」として、家庭で料理を担当する人にとっても頼れる存在といえる。
頻度の違いはあれど、自宅でパスタを食べる人は9割以上に達している。週一以上のペースでも2割を超え、ほとんど毎日食べる人もわずかではあるが確認出来る。
↑ パスタを自宅で食べる頻度
本当にお財布事情が大変な時には、ゆでたパスタに塩コショウなど常備している調味料だけをかけて食べるのも一つの手だが、そうでない場合は何らかのソースをかけていただくのが常とう手段。そこでそのソースについて、どのようなものを用意して使っているのか、複数回答で聞いた結果が次のグラフ。
↑ 自宅でパスタ料理を食べる時、ソースはどのように準備するか(自宅で食べる人限定、複数回答)
点線で区切った左側は市販ソース、右は手作りソースなど。複数回答なので両用の人も多数に及ぶわけだが、使用頻度としてはレトルト系の方が多いのが分かる。全体では2/3程度が「市販のレトルトパスタソースを使う」と答えており、缶詰の1/3強、びん詰の1割強をはるかに超える利用率を見せている。一方手作りをする人は4割強。
最近はレトルトのパスタソースに限っても、実に多種多様で古今東西のソースが安価で手に入るようになった。パスタそのものと合わせて200-300円も出せば、数人前の美味しいパスタの食材が手に入る(もちろんニンニクスライスやバジルなどのこだわりを見せるのならもう少し余計にかかるが)。レトルトのパスタソースを好んで使う人が圧倒的多数にのぼるのも、当然といえる。
また、これらのパスタ用ソースは、パスタ以外にも色々と応用が効く。他の料理用としてパスタソースを使うのも、料理のレパートリーを増やすには賢い方法といえる。レシピサイトにもそのアイディアを用いたレシピが山ほど存在するので、元々パスタソースが好きで料理のレパートリーを増やしたい人は、検索をしてみると良いだろう。
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