内容よりも姿形に目が留まる付せんたち

2011/01/02 07:23

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セリフメモちょっとした覚え書きをしたり、メールでするまでもない伝言を他人に伝えたり、書籍の「ここは覚えておかねば」的な場所を記録する際に役立つのが「付せん」。今ではのりつき付せんの代表商品「ポスト・イット」や面積が大きめな「メモパッド」がほぼ同意の言葉となっているが(ただし「メモパッド」には裏面にのりが無いこともある)、ともあれ日常生活には欠かせないアイテムの一つであることに違いは無い。一方でそのデザインの応用性の高さから、【1日1枚しか使えないけど非常に便利なポストイット】【使うたびに頭が切なくなるメモパッド】など、多種多彩でクリエイティブなものが世にお披露目されている。今回は【Toxel.com】で紹介されていた、奇抜で楽しい付せん・メモパッドの中からいくつかをかいつまんで紹介することにしよう。



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↑ 角材メモブロック
↑ 角材メモブロック

角材の形をしたメモブロック。かんなで削っていると「これ、一枚一枚が紙みたいだな」と思うこともあるが、それをそのまま実態化したようなもの。非常にインパクトがあり、しかも実用的。60×60×150ミリで1200枚組。実は日本製だったりする。

↑ 漫画の吹き出しポストイット「せりふせん」
↑ 漫画の吹き出しポストイット「せりふせん」

漫画の登場人物が話す時の言葉のエリア「吹き出し」をそのまま付せんにしたもの。この発想は世界共通のようで、多種多様なものが世界各地で発売されているが、日本発の『せりふせん』には形に沿った太線が引かれており、それっぽさを演出してポイントが高い。

↑ ブラックメモパッド
↑ ブラックメモパッド

発想の転換的商品。「メモパッドは白かそれに近い系統色で、鉛筆やペンで書き込むものだ」という既存概念をひっくり返し、真っ黒な地に白着色のペンでメモを書き込むシロモノ。非常に大きなインパクトを相手に与えるが、白いペンで書かねばならないのが難点(そして白ペンを普段から持ち歩くことは滅多にない)。


↑ リーフイット
↑ リーフイット

葉っぱ(リーフ)の形をしたポストイット。略して「リーフイット」だそうな。色々な葉の形をしているが、特にイチョウの葉を模した黄色のものが逸品。



ケーキメモパッド一枚一枚をまとまりから剥がして使うこと、表面のほとんどが空白かそれに近いものであること(そうでなければメモ書きが出来ない……上の「ブラックメモパッド」のような事例もあるが)など、ベースとして順守しなければならないルールもあるが、それ以外は基本的に自由な発想を反映させることが出来る。中には【大きい事はいいこと......かもしれない】のように、巨大化したものまで存在する。新たな発想の付せんたちに出会う機会があると、それだけで楽しくなってくる。

もちろん付せんそのものに夢中になってしまい、本題の、付せんに書かれた内容を忘れてはいけないけれども(笑)。



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