あなたはどれだけ当てはまる? 「面倒くさい」と思われる人とは
2010/12/31 12:02
DIMSDRIVEは2010年12月9日、「面倒くさい」に関するアンケート結果を発表した。それによると調査母体のうち「面倒くさい」と普段から口にしている人において、「面倒くさいと思う人」の特徴・条件のトップには「自己中心的な人」がついた。ちょうど半数の人が同意を示している。次いで「話が通じない人」「話が長い人」など、いわゆる「唯我独尊」「自己主張の極めて強い人」が上位を占めているのが分かる(【発表リリース】)。
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今調査は2010年4月28日から5月13日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3802人。男女比は52.4対47.6、年齢階層比は10代0.6%・20代8.5%・30代28.1%・40代32.8%・50代18.9%・60歳以上11.0%。
調査母体においては頻度の違いはあれど、「面倒くさい」と口にしている人は96.1%に達している。
↑ 普段「面倒くさい」と言うか(再録)
この96.1%の「面倒くさいと言う人」に対し、その言葉が意味するところ・ニュアンスを複数回答で聞いたところ、一番多かったのは「手数がかかる」で69.1%にも達した。次点は「わずらわしい」で66.9%。この2項目が過半数に達している。
↑ 「面倒くさい」はどのような意味合い・ニュアンスで使うことが多いか(複数回答、言う人限定)(再録)
単純に時間や手間がかかる以外に、ネガティブ・回避したいニュアンスも複数確認できる。
それではこの「面倒くさい」が該当する人物は、どのような特徴・条件を持つ人なのだろうか。多数の該当しそうな選択肢をリストアップし、該当するものすべてに答えてもらったところ、もっとも多かったのは「自己中心的な人」。この場合、「手数がかかる」ではなく「わずらわしい」「やっかい」「うっとうしい」などの否定的意味合いが強いと考えてほぼ間違いない。
↑ 次の中で「面倒くさい」と思う人は?(複数回答、「面倒くさい」と言う人限定)
大別すると「単純に手間がかかる」部類、「対応に時間がかかりそう」「けど憎めないっぽい」な部類、そして「対応すると精神的に苦痛を受けるため、可能な限り避けたい」の3つに大別できる。一番やっかいなのは最後の部類で、苦虫をかみつぶしたような表情をしながら「面倒くさいな……」とつぶやくのがぴったりきそうな相手と言える。そして冒頭でも触れているが、上位には最後の部類に該当する「自我が極めて強く、自分にとってはマイナスの影響を与えうる人」の特性が多くリストアップされている。
ただしこの一覧を良く見直すと、「それではこの項目に一つも属さない人は存在するのか」ということが頭に思い浮かぶ。多くは数字的・主観的にとらえることは難しく、客観的な判断で該当するもの。自分自身の思い違いなこともあるし、何らかの事情でそうせざるを得ないのかもしれない。別の目的を隠して意図的に「面倒くささ」を演じている可能性も否定できない(「お酒を飲むと絡む」など一部の例外もあるが)。さらに表現を変えればこれらの「面倒くささ」は、「個性的で牽引力が強く、自分の意思がぶれずに積極果敢に行動する人」と表すこともできる。
自分自身に対しては、この一覧、特に上位項目は自省のきっかけとして役に立つ。一方で他人に該当する項目があったとしても、「本当にそれが本心なのかな」と問い直してみるのも良いだろう。
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