年越し蕎麦を食べるタイミングは?
2010/12/14 07:09


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今調査は2010年11月27日から12月2日にかけて10-60代の男女にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1200人。男女比は1対1、年齢階層比は10-60代で10歳区切りで均等割り当て。
一年の一番最後の日、大晦日にそばを食べ、来年もそばのように細く長く無事健康に過ごせるようにと願う風習のことを「年越しそば(を食べる)」と呼ぶ。また、金銀細工師が金粉を集めるためにそば粉の団子を使ったことから、年越しそばを食べることは「お金を集める」縁起物とされている。他にも「そば」そのものが非常に強い植物であることから、「心身ともに健やかに暮らせるように」との願いの意図もある。
さて、その「年越しそば」について、今年の年末に食べると回答した人は74.5%。食べないは7.9%、未定は17.6%。

↑ 今年の大晦日に「年越しそば」を食べるか
「未定」回答者が案外多いが、これは調査日が11月下旬から12月上旬だったため。大晦日が近付くにつれ「未定」者が「食べる」「食べない」のいずれかに割り振られることを考慮すると、最終的には「食べる」人は8割前後に達すると考えて良い。
問題なのは食べるタイミング。思い返してみれば「大晦日に年越しそば」は年中行事として定番になっているとしても、「いつ食べるのか」については人それぞれ。特に夕食、年が明ける直前のパターンが多いが、「もしかしたら他人の家では違うのかも?」と頭に疑問符を浮かべていた人もいたのではないだろうか。

↑ いつ「年越しそば」を食べるか(食べる人限定)
今調査母体では「夕食として」「深夜・除夜の鐘が鳴るころ」が圧倒的に多くほぼ二分、やや「夕食」が多いか、という結果になった。男女の差異はほとんど無く、かろうじて「夕食」がやや多いかな、という程度。朝食から年越しそばを食べる人や、昼間に食する人は少数派という結果になった。
もちろん「年越し蕎麦」を食べたからといって、翌年の無病息災が保証されるわけではない。しかし少なくとも由来を知り、その上で食することにより、気の持ちようは随分と変わってくる。今年食べる予定の無かった人も、げん担ぎも兼ねて今年はチャレンジしてみてはいかがだろうか。もちろんそばアレルギーなど、体質的に無理な人は除いて、の話ではあるが。
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