ガムの買い方種類の選び方、一番多いのは「スティックタイプを1つずつ」
2010/12/15 06:07
マイボイスコムは2010年11月25日、ガムに関する調査結果を発表した。それによると調査母体のうちガムを食べている人においては、よく買うタイプ(形状)のガム・買うスタイルは「スティックタイプを1個ずつ」であることが分かった。やはり【ガムの魅力はレジそばの棚に】などでも触れているように、他の買い物のついでに1つ購入していくパターンが多いものと思われる。量的にまとめ買いが出来、机の上にも馴染む形の「ボトルタイプ」は次点で、4割近くの人が「多く購入する」と答えている(【発表リリース】)。
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今調査は2010年11月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万1878人。男女比は46対54、年齢階層比は10代2%・20代12%・30代32%・40代31%・50歳以上23%。
調査母体ではガムを食べない人は25.5%。食べるが「月1回未満」とごく稀な人は23.6%。残りの半分強が、ある程度日常的にガムを食べている。頻度を問わなければ約3/4がガムを食べる人に該当する。
↑ ガムを食べる頻度(再録)
ガムの銘柄は多種多様で山ほど存在するが、それでは形状はどのようなものを選ぶことが多いだろうか。調査母体では「スティックタイプを1つずつ」という購入スタイルがもっとも多く、約半数の人が答えている。
↑ どのようなタイプのガムを購入することが多いか(複数回答可)
「どのような時に買うか」という設問は無いが、「手に取ってみたくなる売り場」については【ガムの魅力はレジそばの棚に】で解説済みで、これは断トツで「レジの近く」と答える人が多い。状況的に考えれば冒頭で触れているように、買い物の品物をかごに収めてレジにたどり着く過程で目に留まり、「せっかくだから」とついで買いをするパターンが圧倒的に多いと思われる。
第二位は「ボトルタイプ」。ガム購入者の約1/3がボトルタイプでガムを買うことが多いと答えている。【今世紀に入ってからのお菓子の売れ行き具合】でも解説しているように、2002-2005年前後までのガム市場の堅調さはボトルガムによるところが大きかったが、これも一過性のブームのようなものとなり、今ではごく普通に受け入れられている。
……と、調査結果を見る限り、「ついで買い」で購入することが多そうなガムだが、机での作業の息抜きがてらにガムをかむ場合、1つずつ買っていたのではすぐに無くなってしまう。ボトルタイプや数個入りのパックで買っておいた方が、のちのち面倒が無いのでお勧めしたい。
ちなみに余談となるが、もしガムが服についてしまった場合、ついた直後ならガムの部分を氷で冷やすか、冷蔵庫に入れてガムそのものを固めればOK。時間が経ってしまったら、布を敷き、その上にガムがついた面を下にして服をのせる。そしてその上からベンジンなどを含ませたガーゼで軽く叩くと、ガムが溶け、下の布に付着する。ベンジンがついた部分は洗い落とすようにしよう。
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