油も使わず即いただける…「よくお世話になるおかず系冷凍食品ランキング」
2010/12/11 19:30
検索エンジンgooにおいて実施されていた【よくお世話になるおかず系冷凍食品】の結果発表が行われ、第一位には「唐揚げ」がついた。好きな人が多い割に、下ごしらえに手間がかかる、調理時には油を使うなど、何かと面倒な料理なのも事実。電子レンジで温めるだけですぐ食卓に出せる便利さには、多くの人が感謝しているようだ。
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【冷凍食品の購入二大理由、「手間が省け」て「保存が出来る」】などでも解説しているが、冷凍食品はコンビニやスーパーでは必ず目にする商品群で、冷蔵庫が普及した現在においては食生活上多くの人が活用している食材の一種。数年前のいわゆる「中国産毒ギョウザ事件」やその前後から問題視されている「チャイナリスク問題」で利用が冷え込んだ時期もあったが、原材料に配慮をするなどの企業側の努力もあり、また最近ではコンビニのプライベートブランドでも積極的な展開がなされていることで、密着度はますます高まりを見せている。
ランキングのトップについたのは「唐揚げ」。ちょっとした御馳走として、日常の食事でのメインディッシュとして、お酒のおつまみとして、他の料理の添え物として、多種多様に使うことができ、老若男女を問わず人気の高い料理。しかしその一方で、冒頭でも触れたように下ごしらえには時間がかかり、調理も油を使うなどで手間と時間がかかる。それらの面倒くささを考えれば、電子レンジで温めるだけですぐにお皿に盛れる冷凍食品の唐揚げは、便利な事この上ない。時間が常に不足している主婦にとっては、神様のような存在といえる。
第二位は「餃子(ぎょうざ)」。トップの唐揚げ同様に、単独の惣菜としても、何か他のメインの料理への添え物としても使える、適用度の高いおかず。第四位の「シューマイ」同様に中華系の冷凍食品としてはメジャーどころで、一時は上記に挙げた「チャイナリスク」の代表格的なものとして注目を集めた。最近では様々な手が打たれ、心配事の減少と共に、消費量も元に戻りつつある。
第五位の「コロッケ」もまた、単独・添え物双方として使い勝手が良い。特にコロッケは他の料理との相性、組合せにおける柔軟性が高く、パンなどと合わせて食べても何ら違和感を覚えない。
以下「ポテトフライ」「ハンバーグ」「たこ焼き」と続くが、その多くは「自分で作ると下ごしらえが大変」「調理に時間がかかり、油を使う」という共通点を持っている。言い換えれば「揚げ物系」が多い。電子レンジで解凍するだけなら、油使用時のリスクも皆無で、しかも解凍中は他の作業を行えるため、時間の節約にもなる。1分1秒が惜しい朝の調理時間、とりわけお弁当を作る主婦には、大変頼もしい味方といえる。
一方で「餃子」のところで少々触れたが、冷凍食品の材料に対する関心度は下がったわけではない。提供メーカーにおいてはこれまで以上に細心の注意を払ってもらうと共に、材料調達源の明記など、購入者・使用者のニーズに応えるような情報開示を切に願いたいものだ。
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