ローソンの「プレミアム宇治抹茶と黒胡麻のロールケーキ(丹波篠山産黒豆入り)」

2010/12/07 12:37

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ローソンの「プレミアム紅茶のロールケーキ」Garbage Shot」第百五十二回。今回は先に【ローソン、「プレミアムロールケーキ」シリーズ初の具入りロールケーキ発売】で紹介した、[ローソン(2651)]で本日2010年12月7日から発売を開始している、スイーツブランド「Uchi Cafe' SWEETS(ウチカフェスイーツ)」の「プレミアム宇治抹茶と黒胡麻のロールケーキ(丹波篠山産黒豆入り)」。同社の「ロールケーキ」シリーズでは第九弾のもの。



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今回も、いつも利用している自宅近所のローソン某店に足を運び、難なく商品を確保。棚にずらりと並ぶ「プレミアム宇治抹茶と黒胡麻のロールケーキ(丹波篠山産黒豆入り)」は、やはり黒豆のアクセントがビジュアル的に印象深かった。

店頭に配された「プレミアム宇治抹茶と黒胡麻のロールケーキ(丹波篠山産黒豆入り)」
↑ 店頭に配された「プレミアム宇治抹茶と黒胡麻のロールケーキ(丹波篠山産黒豆入り)」。同列一番左には「プレミアム紅茶のロールケーキ」がまだ残っていたりする

今回は何故か中身が見えないタイプの包装になっており、今までとは違った高級感をただよわせているのが気になるところ(黒豆の部分が問題なのかもしれない※)。

早速自宅に戻って買物袋から出してみる。

プレミアム宇治抹茶と黒胡麻のロールケーキ(丹波篠山産黒豆入り)
↑ プレミアム宇治抹茶と黒胡麻のロールケーキ(丹波篠山産黒豆入り)

今回の「プレミアム宇治抹茶と黒胡麻のロールケーキ(丹波篠山産黒豆入り)」でも写真からお分かりの通り、「価格表記が無い」。これは専門店のスイーツ風にするためのもので、代わりに価格を陳列棚のネームプレートに明記してある。商品に値札をつけずに、プレゼントなどへの配慮を行うスタイルは、本日【「天使のチーズケーキ」1か月で300万個突破】でも報じたようにサークルKサンクスも間接的・期間限定的に試みており、興味深い傾向と言える。

スペックは、重量が正味83グラム、厚さ25ミリ・直径90ミリ。内部のクリーム部分は直径60ミリほど。栄養成分はカロリーが302Kcal、脂質21.1グラム、ナトリウム46mg。製造元はいつもの【コスモフーズ】【商品一覧】を見ると、すでに「プレミアム紅茶のロールケーキ」の姿が確認できる。いわく、

黒胡麻ペーストと竹炭を使った風味の良いスポンジに、宇治抹茶を使用した苦味のある抹茶クリーム、丹波篠山産黒豆を2粒トッピングしました。

と意外にシンプル。

袋を開けて中身を取り出すと、容器の中にさらに薄いビニール製のカップが用意されており、その中に「プレミアム宇治抹茶と黒胡麻のロールケーキ(丹波篠山産黒豆入り)」が顔をのぞかせる。香りは前回の「プレミアム紅茶のロールケーキ」と比べるとあまり目立たないレベルのもの。

100円ショップやスーパーなどで普通に売っている太巻きのロールケーキは、あくまでもスポンジケーキがメインの素材。クリームは巻かれたケーキの間に入っている「つなぎ」のようなイメージでしかない。しかしこの「プレミアムロールケーキ」シリーズは、普通のロールケーキと表現するより、「スポンジケーキで包んだ、たっぷりの生クリーム」という言い回しがよく似合う。それだけクリームの圧倒感・存在感が強い。スポンジ生地は添え物、クリームを商品として展開するための、でもそれゆえに大切な脇役ともいえる。

プレミアム宇治抹茶と黒胡麻のロールケーキ(丹波篠山産黒豆入り)
↑ 「プレミアム宇治抹茶と黒胡麻のロールケーキ(丹波篠山産黒豆入り)」を上から眺めてみる

念のため下からのぞいてみたが、底までぎっしりと、宇治抹茶を使った独特の色が目に映える抹茶クリームが詰まっている。

肝心の味わい。抹茶をテーマにしたプレミアムロールケーキは、以前5月に「プレミアム宇治抹茶ロールケーキ」が発売されている。今回はそれの発展版・兄弟分のようなものだが、メインとなる抹茶クリームの部分は変わりがない、はず。やはり「抹茶系特有のスイーツならではの、独特な甘苦さ」が存分に堪能できる品となっている。

チョコやチーズのような洋風系の甘味だと、やもすると「こってり感」の甘さがベースとなるクリームとかちあってしまったり、あるいは相乗効果を生み出すにしてもそれが「くどい」と感じるかもしれない。しかしこの抹茶クリームは、抹茶の上品な苦さと上質のクリームの甘さが絶妙に手を取りあい、口の中で軽やかなダンスを踊る。それはまるでムースのような食感ですらある。さらに、もしかしたら気のせいかもしれないが、抹茶の苦みがほんの少しだけ増して、それがクリームの甘さとあわせ、互いの印象をより深いモノとしている。

アクセントとして2粒付いている丹波篠山産黒豆もポイントが高い。独特の食感もさることながら、クリームとはこれまた違った甘味と味わいを持っている。これを口に含んでかみ砕いたあとに再び抹茶クリームを口にすると、一層クリームの旨味が引き立つ形となる。

黒胡麻ペーストと竹炭を使ったスポンジ生地も「面白旨し」。竹炭の適度なしゃりしゃり感が通常のスポンジとは一味もふた味も違った楽しさを演出してくれる。これがでしゃばり過ぎることなく、抹茶クリームと口の中で溶けあうのだからたまらない。

こんな感じでスプーンですくって食べるわけだ
↑ こんな感じでスプーンですくって食べるわけだ

今回の「プレミアム宇治抹茶と黒胡麻のロールケーキ(丹波篠山産黒豆入り)」は以前の「プレミアム宇治抹茶ロールケーキ」の人気の高さから、手を加えた上で再登場したとの説明がある。発売初日でこのような言及をするのもいささか気が引けるが、恐らくは前回作よりもさらに多くの反響が得られるに違いない。是非一度、お試しあれ。

※追記:
今回の「プレミアム宇治抹茶と黒胡麻のロールケーキ(丹波篠山産黒豆入り)」が銀色の包装紙で中身が見えないタイプになっている件につき、ローソンの広報様からその理由をうかがうことができました。曰く、抹茶は光にあたると色が落ちる(緑色が薄れてくる)ため、それを防ぐために光を通さないような仕様にしてあるそうです。

ローソン広報担当様、お教えいただきありがとうございました。





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