牛丼店で一番好きなサイドメニューのおかず、鮭? 納豆? のり?? それとも……
2010/12/06 07:18
[マルハニチロホールディングス(1334)]は2010年12月3日、「鮭に関する意識調査」の結果を発表した。それによると調査母体において、牛丼チェーン店の朝食サイドメニューのおかずで、一番好まれているものは「たまご」であることが分かった。次いで「鮭(さけ)」「納豆」「ソーセージエッグ」の順となっている(【発表リリース、PDF】)。
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今調査は2010年11月14日から17日にかけて15歳以上の男女に対し携帯電話を利用したインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人。男女比は非公開、年齢階層比は10・20代が292人、30代が328人、40・50代が380人。
牛丼チェーン店で食事をする際、牛丼だけでは量的・種類的に今一つ物足りない時に重宝するのがサイドメニュー。特に朝食時には「朝食専用のメニュー」として多種多様のものが用意されている場合もある。それらのサイドメニューの中で、一番好きなモノは何だろうかと尋ねた結果が次のグラフ。定番にして牛丼チェーン店なら必ず用意されている「たまご」がトップについた。
↑ 牛丼チェーン店の朝食サイドメニューのおかずで一番好きなもの
今件はあくまでも「おかず」であり、「みそ汁」「けんちん汁」「豚汁」などのみそ汁類や、ご飯の追加分などは含まれていない。牛丼や牛肉込みの丼物・定食はもちろん肉に絡ませることで味わいをアップさせることができるし、あえてご飯に直接かける楽しみ方もある。牛肉・豚肉がおかずに無いメニューでもたまごを追加し、TKGならぬたまごかけご飯で味わうことが可能。元々たまごかけご飯が静かな流行を見せていることもあり、「たまご」が最上位に付くのも道理。
第二位は鮭。そして「納豆」が続く。トップの「たまご」と合わせ、純和風な朝食(例えば旅館やホテルの朝食に出てくるような)には欠かせない食品である。欠かせない、といえば「のり」もまた同類なのだが、「一番好きなもの」には該当し難いようで、順位としては具体的食品名の中では最下位に位置している。
今件はそれぞれのメニューの立ち位置が把握できて面白い結果といえるが、同時に興味深いのが「牛丼チェーン店を利用しない」項目。数字としては35.1%というものが出ている。今件は携帯電話を使ったインターネット経由での調査結果だが、食べ物に関する偏りは事実上無いと見てよい。そのような母体において、牛丼チェーン店の利用率は大体2/3前後という結果は、今後牛丼関連の調査結果を検証する機会において、何かと引用できる値といえよう。
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