犬4800円・猫4300円…ペットの月平均食費
2010/12/01 06:17
ソニー損害保険は2010年11月29日、愛犬・愛猫の食事に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、ペット1頭・1匹あたりの平均食費は犬が4843円、猫が4277円となり、多少ながらも犬の方が食費が上になる傾向にあることが分かった。また犬猫の年齢階層別に見ると、双方とも10歳以上の高齢になると食費がかさむのが確認できる(【発表リリース】)。
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今調査は2010年10月18日-20日にかけて、犬か猫を飼っている18-59歳の男女に対して携帯電話を使用したインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人。犬を飼っている人・猫を飼ってい人それぞれ500人ずつ。調査会社はネットエイジア。
愛犬・愛猫双方において、食事の内容としては「市販のペットフード」が圧倒的に多く、犬の場合は飼い主と同じ食べ物、猫は手作りペットフードが続いている。
↑ 普段与えている食事(複数回答)(再録)
それでは具体的に、1個体あたりの平均食費はどれくらいだろうか。調査母体全体では、犬が4843円・猫が4277円という結果が出ている。
↑ ペット1匹あたりの平均食費(円)
全般的に猫よりも犬の方が食費がかかる結果が出ている(「年齢不詳」では逆転しているが、これは母数が20前後しかないための「ぶれ」の可能性が高い)。これは個体の大きさに伴う、一回の食事あたりの消費量の違いによるものと見て良い。
犬猫の年齢階層別に見ると、冒頭でも触れたように10歳以上の高齢になると食費が上乗せされる傾向がある。これは彼ら・彼女らの健康状態に配慮するところによるものだろう。なお猫の6-9歳で大きなへこみが確認できるが、元データを見ると最出費額(2500円未満)の回答率が抜きんでている(同時に1万円以上の高額層が他と比べて非常に少ないのも分かる)。たまたまなのか、それともこの年齢の愛猫たちの食費が抜きんでて安上がりで済むものなのか、今データからだけでは確証を持った回答を導くのは難しい。
いずれにせよ、一日あたりの食費は概算で200円内外。可処分所得の減少など、飼い主のお財布事情も厳しい昨今ではあるが、彼ら・彼女らには満足のいく食事を堪能してほしいものである。
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