妻からの痛恨の一撃…「夫婦ゲンカの原因となる妻からの一言ランキング」
2010/11/21 06:58
検索エンジンgooにおいて実施されていた【夫婦ゲンカの原因となる妻からの一言ランキング】の結果発表が行われ、第一位には「○○さんの旦那さんの稼ぎはすごくいいみたい」がついた。特に昨今は景気そのものが悪化していることもあり、夫サイドではどうにもならない事象に対する妻からの言葉が大きな痛手となり、強い反発を導くようだ。
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籍を入れ、法律の上でも対外的にも夫婦として認識され、同じ住まいで長い時間を過ごすことになる二人。だからこそ仲良くもなれるし、些細なことで衝突してしまうこともある。例え夫婦でも同一人物ではなく、自分自身のことが100%把握しきれる人などいないのだから、ましてや他人のことなど分からない方が多いのは当然の話。発した側は何気ない一言のつもりで発しても、相手にとっては深い傷となってしまったり、これまで我慢していたことの封印を解くきっかけとなったり、古傷をほじくり返されてしまうことがある。
トップのキーワードは「○○さんの旦那さんの稼ぎはすごくいいみたい」。冒頭でも触れたが、昨今の経済状況はどれだけ個人が頑張ってもどうにもならない場面が多々見受けられる。3年前に同じような主旨で別調査機関が行った調査でも(【妻に言われて夫が傷つくセリフトップテン、第一位は「うちにはお金がない」】)、夫の収入に関する否定的な言い回しは傷つくという結果が出ているだけに、今なら尚更というところだ。ましてや第二位のように直接「ちっとも給料が上がらないのはなぜ?」と聞くのではなく、間接的に、しかも知っている相手と比較される形で自分自身のネガティブな立場をののしられては、旦那側の立つ瀬も無くなるというもの。
お金周りの面以外にも「○○さん家の旦那さんはいつもきちんとしている」「接待を理由に飲みに行けていいね」など間接的・皮肉的に非難をする表現や、「ちゃんと仕事してるの?」「そんなに忙しい仕事断れば?」など、旦那の仕事での苦労ぶりを粉砕するかのような言葉が多々見受けられる。また、まったく逆のシチュエーション、つまり【夫婦ゲンカの原因となる夫から(妻へ)の一言ランキング】と比較してみると、(当方が男性だからなのかもしれないが)、妻から発する言葉の方が「心のえぐり取り度」が深い気がしてならない。
いずれにしても「夫婦ゲンカ」とは、双方が相反発して起きるもの。片方がもう片方に対し「カチン」と来るような科白(せりふ)を発しても、それをスルーする「スルー力」を発揮したり、「ならばそう言われないようもっと頑張ろう」とポジティブな思考をしたり、あるいは「そうだよね、それじゃどうしたらよいのか一緒に考えようよ」と相手の不意を突くような反応をすることで、衝突の悲劇はある程度避けられよう。多分。おそらく。
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