ローソンの「プレミアム紅茶のロールケーキ」
2010/10/26 19:30
「Garbage Shot」第百五十回。今回は先に【「プレミアムロールケーキ」シリーズに著名ブランドを使った紅茶味登場】で紹介した、[ローソン(2651)]で本日2010年10月26日から発売を開始している、スイーツブランド「Uchi Cafe' SWEETS(ウチカフェスイーツ)」の「プレミアム紅茶のロールケーキ」。同社の「ロールケーキ」シリーズでは第八弾のもの。
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今回も、いつも利用している自宅近所のローソン某店に……では無く、諸事情で役場に足を運ぶ用事があり、そのついでに役場の近場にあるローソンで該当商品の調達。同店では本日差し替える予定の、前に紹介した「プレミアム生キャラメルロールケーキ」がまだ残っており、非常にレアな情景を撮影できた。
↑ 店頭に配されたプレミアム紅茶のロールケーキ。同列一番左にはプレミアム生キャラメルロールケーキがまだ残っていたりする
「第何位とか書いてるとつい注目しちゃうよね-」と学生時代のゲームショップでのアルバイトの時のことを思い出しつつも、お目当ての「プレミアム紅茶のロールケーキ」を購入。
早速自宅に戻って買物袋から出してみる。
↑ プレミアム紅茶のロールケーキ
今回の「プレミアム紅茶のロールケーキ」でも写真からお分かりの通り、「価格表記が無い」。これは専門店のスイーツ風にするためのもので、代わりに価格を陳列棚のネームプレートに明記してある(今回の購入店ではランキングなどもあったけど)。スペックは、重量が正味70グラム、厚さ23ミリ・直径90ミリ。内部のクリーム部分は直径60ミリほど。栄養成分はカロリーが248Kcal、脂質19.2グラム、ナトリウム40mg。製造元はいつもの【コスモフーズ】。【商品一覧】を見ると、すでに「プレミアム紅茶のロールケーキ」の姿が確認できる。いわく、
と意外にシンプル。
袋を開けて中身を取り出すと、容器の中にさらに薄いビニール製のカップが用意されており、その中に「プレミアム紅茶のロールケーキ」が顔をのぞかせる。そして独特の香ばしい、少々苦みも覚えるようなあっさりとした香りが鼻をくすぐる。リリースでは「開封した瞬間から紅茶の香りを楽しむことができる」とあったが、確かにその通り。
100円ショップやスーパーなどで普通に売っている太巻きのロールケーキは、あくまでもスポンジケーキがメインの素材。クリームは巻かれたケーキの間に入っている「つなぎ」のようなイメージでしかない。しかしこの「プレミアムロールケーキ」シリーズは、普通のロールケーキと表現するより、「スポンジケーキで包んだ、たっぷりの生クリーム」という言い回しがよく似合う。それだけクリームの圧倒感・存在感が強い。スポンジ生地は添え物、クリームを商品として展開するための、でもそれゆえに大切な脇役ともいえる。
↑ 「プレミアム紅茶のロールケーキ」を上から眺めてみる
念のため下からのぞいてみたが、底までぎっしりとダージリンとアールグレイを加えたクリームが詰まっている。
肝心の味わい。当方イギリスの方々程ではないものの、紅茶は好きな方で、日本茶・コーヒーとローテーションで飲むようにしている。他の嗜好品では得られない、カップに注いだ時の独特な香ばしさとほろ苦さは、気持ちを落ち着かせ、ちょっぴり紳士的な気分にさせてくれる。その紅茶ならではの味わいの一端を、「プレミアム紅茶のロールケーキ」では堪能することができる。
甘い純生クリームに少々苦みのあるダージリンとアールグレイを加えることで、クリームの甘味がより大人しく、優しいものになっている。そして「アーマッドティー」社のアールグレイを使ったとされる生地は、そのクリームと口の中で一体化し、紅茶のお茶受けに上品な洋菓子を口にしているような感すら覚えさせる。何となく得した気分。
↑ こんな感じでスプーンですくって食べるわけだ
今回の「プレミアム紅茶のロールケーキ」は「紅茶」という素材そのものが他を押しのけて自己主張するものではないため、一見するとインパクトに弱いものがあるかもしれない。しかし紅茶にこだわりを持つ人は少なくなく、さらにアールグレイのほろ苦い味わいは、言葉通り「じわじわ浸みいる」ものがある。特にクリーム部分は「紅茶にこんな楽しみ方もあったのか」と新たな出会いを覚えさせてくれる。是非一度、お試しあれ。
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