朝食を毎日食べたい7割、でも現実は……
2010/10/26 06:42


スポンサードリンク
今調査は2010年10月12日から21日にかけて携帯電話を使ったインターネット経由で20代-50代の男女に対して行われたもので、有効回答数は1536人。男女比・年齢階層比は非公開。
【「朝食食べれば1兆5000億円の市場創造」農林水産省が「めざましごはんキャンペーン」で展開】にもあるように、朝食を食することで得られるさまざまなメリットに着目し、現在もなお「朝食を食べよう」的なキャンペーンは継続されている。しかし習慣や時間の無さなどが要因で、食べたくともなかなか食べられない人も多い。今調査母体でも頻度を別にすれば8割近くの人が「定期的に食べたい(毎日+平日)」としているものの、実際にそれがかなえられている人は7割近くでしかなかった。

↑ 朝食を取りたい気持ちと現実
「毎日」と「平日」の区分があるのは、休日は起床時間が遅いため起きた後に朝食を取ると、すぐに昼食時間となってしまうことから、朝食はパスしてしまうという生活習慣によるもの。【平日は6割 休日寝坊で朝食パス】で別機関ながらも実際の取得データが出ているが、特に若年層にその傾向が強い。

↑ 休日の朝食摂取状況(【平日は6割 休日寝坊で朝食パス】から再録)
今回の結果でも「平日は朝食を食べるけど休日はパス」というライフスタイルをとっている人が1割ちょっといることが確認できる。そして基本的に朝食抜きの人は12.9%で、これは他の調査機関の調査結果ともほぼ一致する。
朝食をしっかり取りたいと考えている人が多いのに、それが出来ない人が少なからずいるのは、やはり仕事や学業の多忙さに起因するものだろう。しかし多くの人の場合、無理して朝食を抜くとその日一日のモチベーションが下がり、午前中は空腹感に打ち勝つのが大変な事態となる。ヨーグルトや果物だけでもいいので、口にしてほしいものだ。
スポンサードリンク
