虫の立場から「入れなくてクヤシイ」状況がひと目で分かる防虫ネットの広告
2010/10/25 12:00


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↑ 「うむむむ・・・・小さくて入れない」
絵の中央にはまるで怪獣映画に出てきそうなスケールの「ハエ」。彼が家の二階から侵入しようとするも、当然のことながらその巨体ゆえに入ることができない。彼らの体からすれば、この家の窓や扉のすべてがあまりにも小さすぎるのだ。

「そんなに体が大きいのなら、窓とか扉じゃなく、直接壁をぶち破るなり踏みつぶして侵入すればいいのでは」という野暮な話は無し。「虫本体の体の大きさ」と「防虫ネットのスキマ」の対比を極端に表現し、虫の立場から見たら、網の大きさはこのような感じで受け取られているのだろうな、というものなのだから。前の記事にもあるように、特徴・長所を極端に・オーバーに表現することで、瞬時にその特性を理解させる手法といえる。
ちなみにtesaでは同じタイプの広告を、「蚊」でも提供している。

↑ 「中にいるニンゲンの血を吸いたいのに……」
蚊の行動が目に留まるのは夕方以降ということもあってか、背景が夕方のものとなっている。通常の大きさですら耳元で飛び回られるとあれほどまでにイヤな羽音なのに、この大きさならどんな事態になるのだろうか、とか、このサイズの蚊に吸われたらあっという間に体中の体液が全部吸い取られて干からびちゃうよなとか、おバカな状況を想像してしまう。しかしtesaの防虫ネットを使っていれば安心、というわけだ。
日本で展開したら、あるいは「誇大広告」として怒られてしまうかもしれないけど。網の目が小さいのに「誇大」広告とはこれいかに、というわけにはいかないか。
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