通話回数・時間共に携帯が過半数に…総務省、2009年度の通信利用状況発表
2010/10/21 06:56


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調査結果によれば、国内の総通信回数は1112億4000万回(前年度比マイナス2.2%)。そのうち携帯電話発信のものが567億回で、全体比率では51.0%と過半数を超える結果となった。一方で固定電話は432億3000万回。比率は38.9%と4割を切っている。

↑ 国内通信の通話回数(億回)

↑ 国内通信の通話回数(各年合計割合)
特に固定電話は減少率が著しく、2008年度から2009年度に至ってはマイナス10.3%と1割以上の減退率が確認できる。
一方総通話時間は41億6200万時間。これは前年度比でマイナス1.1%。携帯電話部分については22億0200万時間で、全体比は52.9%となり、こちらも過半数超え。

↑ 国内通信の通信時間(百万時間)

↑ 国内通信の通信時間(各年合計割合)
固定電話は13億9600万時間・前年度比マイナス12.1%となり、回数同様大きな落ち込みを続けている。

通話時間・回数共に「携帯電話が固定電話を上回った」という状況は、一つのターニングポイントとも言える。今後さらにこの傾向は加速化していくに違いない。
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