占いが気になる女性は約半数
2010/10/20 19:30
ネットエイジアは2010年10月19日、携帯占いサイトとパワースポットに関する調査結果を発表した。それによると調査母体(全員女性)においては、雑誌やテレビ、ポータルサイトなどの占いの結果を気にしている人は約半数に達していることが分かった。若年層ほど気にする傾向が強く、10代と40代との間には約20ポイントもの開きがある(【発表リリース】)。
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今調査は2010年9月12日から15日にかけて関東地方一都六県に在住で15歳以上の女性に対して携帯電話を用いたインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1133人。年齢階層比は10代76人・20代298人・30代347人・40代323人・50歳以上89人。
内部プログラムやデータはともかく、誰でも気軽に入力ができ、表示部分もシンプルなため、ウェブ上では多種多様な占いのサービスが提供されている。最近ではメールアドレスやソーシャルメディアのカウントを用いた「もしも-な状況なら的な占い」が流行り。また、つい最近流行った「脳内メーカー」も占いの一種と言える。
これらウェブ上のサービスで「占い」の類が流行るのも、元々「占い」のニーズが大きいから。雑誌やテレビ、新聞には必ず「占いコーナー」があるのは承知の通り。読者・視聴者が思っている以上に「占い」の人気は高い。科学がどんなに進歩発展しても、神秘的な部分に頼りたいという人間の弱い部分を微妙にくすぐる部分が、「占い」にはあるからなのだろう。
それらの「占い」の結果について、「当たるも八卦、当たらぬも八卦」とばかりに気にせず過ごすのか、それとも「こんな結果が出たなんて……大丈夫かな(あるいは良かったな)」と気にするのか。全般的な傾向を聞いた結果が次のグラフ。元々男性より女性の方が占い好きの傾向はあるが、約半数が「気にする」、残り半数が「気にしない」派であることが確認できる。
↑ あなたは雑誌やテレビ、ポータルサイトなどの「占い」の結果をどのくらい気にしますか
動向として興味深いのは、やはり年齢によって「占い」への「気にし度」が変化を見せること。「まったく気にしない」はどの年齢層でもほとんど同じなのに、「とても気にする」は歳を経るにつれて大きく減少し、これが「気にする派」の割合にも影響を与えていることが分かる。
「信じる度」と「気にする度」はイコールではないが、近しいものがある。占いを信じる度合いが大きいという点では、若年層の女性はやはり「夢見る乙女」が多い、ということなのだろうか。もちろん占いなど信じずに、現実のみをしっかりと見定めてまい進する女性も、それはそれで魅力的であることは言うまでも無い。
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