スポーツドリンクの代わりはミネラルウォーターでもコーヒーでも無くて……
2010/10/14 19:30


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今調査は2010年9月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3856人。男女比は46対54で、年齢階層比は10代2%・20代12%・30代33%・40代30%・50歳以上23%。
吸収性の高さなどの利点を活かし、スポーツ直後の水分補充としてだけでなく、特定の栄養素が足りないと感じた時、さらには体の不調を覚える時にも強い味方となりうるスポーツ・機能性飲料。頻度を別にすれば調査母体では飲料者は86.7%に達している。それらの人に、1年前と比べた飲用頻度を聞いたところ、「変わらない」とする人が52.8%、「増えた派」が30.3%、「減った派」が15.4%という結果になった。

↑ 「スポーツ・機能性飲料」を飲む頻度は1年前と比べてどのように変化したか(飲む人限定)
全体的にはこれまで以上によく飲まれるようになりつつあることが分かる。しかし一方で「減った派」が15.4%いるのも事実。そこでその15.4%に、「スポーツ・機能性飲料を飲む頻度が減って代わりに増えた飲料」について聞いたところ、最上位についたのは断トツで「お茶系飲料」。半数以上の54.6%が選択している。

↑ 「スポーツ・機能性飲料」の代わりに頻度が増えた飲料(複数回答、「やや減った」「かなり減った」人限定)
水分やミネラル補給という観点では、通常の他の市販飲料水よりはスポーツ・機能性飲料の方が優れている。とはいえ、飲みやすくするために甘い味付けがしてあるのも事実で、有名どころの銘柄では350ミリリットルでも20グラム強の砂糖が含まれているのが常。水代わりに飲用すると、虫歯や肥満などのリスクも考えねばならなくなる。
最上位が「お茶系飲料」で「ミネラルウォーター」がそれに続いて第二位についているあたりも、糖分などを気にしての切り替えと考えれば納得できよう。
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