8割強は「魚肉ソーセージのフィルム、開けにくい」と実感
2010/10/09 07:03


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今調査は2010年9月17日から21日にかけて携帯電話を使ったインターネットリサーチ方式によって、15歳以上の男女・月に1日以上魚肉ソーセージを食する人に対して行われたもので、有効回答数は1000人。男女比は1対1、年齢階層比は10代-40代で10年区切り・50歳以上で均等割り当て。調査実施機関はネットエイジア。
お手軽に安価に、主食・食材・おつまみ・おやつと色々なシーンで楽しめる「魚肉ソーセージ」は、食の友として多くの人に愛食されている。しかしその「友」にも付き合いにくい面がある。それが「フィルムを開ける時のイライラ感」。賞味期限を維持するための密閉感などから仕方ない面はあるが、いざ食べようとするときにフィルムが思ったように開かず、もどかしさを覚えた経験がある人は多いはず……の「はず」について聞いた結果が次のグラフ。「フィルムの開けにくさ」の経験を持つ人は81.3%にも達していた。

↑ 魚肉ソーセージのフィルムを開ける時の以来経験有無
「フィルムそのものがなかなか開かない」ほどではないが、「フィルムにソーセージがついてしまう」(のでもったいない思いをした)経験がある人も67.8%。自らの食生活ではよくある経験だが、他人も同様の悔しい思いをしていたことが分かると、何となく安心感・共鳴感を覚えるものである。
●身近な食生活の三大イライラシーン
先日【やっぱりね ラップ使用時の不安 トップは「思った通りに切れない」】で紹介した「サランラップがうまく切れない」。そして【「魚肉ソーセージ考えた人おいしさの研究しすぎて開けやすさの研究忘れてる」】で魚肉ソーセージと共に問題提起をした「コンビニおにぎりの開けにくさ」と合わせ、「魚肉ソーセージ」「サランラップ」「コンビニおにぎり」は身近な食生活上の「三大イライラシーン」と定義しても、反論する人は多くないに違いない。

↑ ラップ利用の際に不満に感じること(ラップ利用者限定、複数回答可)(再録)
「コンビニおにぎり」は具体的なデータが提示されていないが、【高齢者がコンビニで良く買うもの、トップはお馴染みのあの食品】でも示したように高齢者がよく調達する食品ということもあるので、今後社会問題化する(!?)ことは容易に想像できる。
なお魚肉ソーセージの開け方については、レシピサイトの【クックパッド】にて「魚肉ソーセージの簡単なむき方」が紹介されている。つまようじを使ってさっくりと開けるもので、意外性・シンプルさで驚きの手法といえる。この手法がもっと認知されれば、今件調査項目の結果も違いを見せてくる可能性は否定できまい。
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