ツイッター利用者の相関図が確認できる「Correlatter(コーリレッター)」

2010/10/07 07:05

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Correlatter(コーリレッター)「ソーシャルメディア」はその利用によって他人とのコミュニケーションを楽しめるところが最大の特徴にしてメリットではあるが、そのコミュニケーションの度合い・頻度をデジタルの世界で数字的・ビジュアル的に表現し、客観的に把握できるのも興味深い点といえる。今なお浸透と普及を加速度的に続けている、チャット的ミニブログ【ツイッター(Twitter)】もその例外では無く、公式サービスの利用時に得られる様々なデータだけでなく、提供されているデータを用いたツールで、利用状況を多角面から眺めるのも楽しみ方の一つ。以前紹介した【ツイッターの利用者同士のつながりが絵で分かる「@talkexplorer」】と同様に、自分のツイッター上の「つながり」が楽しめるのが、今回紹介する【Correlatter(コーリレッター)】である(トリガー:【twinavi】)。



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↑ Correlatter(コーリレッター)
↑ Correlatter(コーリレッター)


Correlatterはブラウザー上で任意のTwitterユーザーのフォロー、フォロワーをまるで相関図のように視覚的に見られるサイトサービス。ツイッターの任意のアカウントを入力すると、そのアカウントを中心にフォローしている人・されている人が相関図の形で表示される。

↑ 入力したアカウントを中心に、フォローしている人・されている人が相関図の形で
↑ 入力したアカウントを中心に、フォローしている人・されている人が相関図の形で

一画面に表示されるのは10人強程度。中心の対象アカウントの下部にリストがある場合、それをクリックすると順繰りに周囲のアカウントが入れ替わる。

↑ ページ送り用のバー
↑ ページ送り用のバー

対象アカウントと周囲のアカウントの間にはそれぞれ線が引かれている。この線の色には意味があり、赤色は双方でフォローし合っている、緑色は「周囲のアカウントの人が」中心の対象アカウントをフォローしている、だいだい色は「中心の対象アカウントの人が」周囲のアカウントをフォローしている状態を意味する。各線の中心にある雲(巣?)にカーソルを合わせると、その状況が文章で確認できる。

↑ 例えばこの場合、中央に配されている対象アカウントのFuwarinがcomic_natalieをフォローしているが、逆はフォローしていないので、ラインはだいだい色となる
↑ 例えばこの場合、中央に配されている対象アカウントのFuwarinがcomic_natalieをフォローしているが、逆はフォローしていないので、ラインはだいだい色となる

また、それぞれのアカウントのアイコンにカーソルを合わせると、アカウント名・プロフィール・アカウント取得からの日数・タイムラインへのリンクなどが表示される。「タイムライン」はクリックすると、そのアカウントのタイムラインがポップアップされる仕組み。「ダイアグラム」をクリックすれば、その人を中心とした相関図が新たに描かれることになる(直前に表示されたアカウントとは特別な形でリンクが形成され、すぐに戻ることが可能に)。

↑ 表示されている各アカウントにカーソルを合わせて吹き出しを表示させ、そこから「タイムライン」をクリックすると、そのアカウントのツイートがポップアップされる
↑ 表示されている各アカウントにカーソルを合わせて吹き出しを表示させ、そこから「タイムライン」をクリックすると、そのアカウントのツイートがポップアップされる

画面左上の「Sign in with Twitter」からログインしておくと、ブロフィールのポップアップ部分に「Follow」が表示され、自分がまだフォローしていない相手だった場合にその場で一発フォローが可能となる。逆に自分がすでにフォローしている相手に対しては、その場でフォローを外すこともできる。

それぞれのアカウントを対象に、ページめくりされる各ページに表示される関連アカウントは固定化されているようだ。何度かリロード・再検索をしたが、上下左右の位置関係に変化はあるものの、表示される対象そのものに変わりは無い。マウスカーソルを移動するたびにツイッターのシンボルマークともいえる鳥がその後を追いかけ、ポップアップする場所に行くたびにその部分に留まるようすは、見ているだけで楽しいものがある。

フォローしている・されている人が増えてくると、自分がどんな人をフォローしているのか、どのような人からフォローされているのかが把握しきれなくなってくるのが常というもの。折を見て今回の「Correlatter」のようなツールを使い、自分のアカウントがフォローしている人・されている人をチェックしてみるのも良いだろう。「あれ、こんな人からフォローされていたんだ」のような、新たな発見・出会いを体感できるに違いない。



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