6割は「印象良くなったヨ」…大学には携帯サイトが必須?
2010/10/01 06:59


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今調査は2010年8月28日から9月2日にかけて、「15-24歳で現在高校生、あるいは浪人生で、大学・短大へ入学試験を受けて進学することを希望している受験生550人」と「大学・短大現役生444人」、計994人に対して、携帯電話を利用したインターネット経由で行われたもの。
今調査母体において、第一志望、あるいは現在通学中の大学・短大の携帯サイトを見たことがあるか(受験生は現時点、現役生は受験時に)を聞いたところ、見たことがある人は49.7%に達した。一方見ていない人は38.6%、大学に携帯サイトが無かった人は11.7%だった。

↑ 第一志望・現在通学中の大学・短大の携帯サイトを見たことがあるか(現役大学・短大生と、第一志望の大学・短大を決めている受験生対象)
この49.7%に、大学の携帯サイトを見てイメージが変わったか否か、変わったのならどのように変化したのかを聞いた結果が次のグラフ。非常に好感触を持った事がひと目でわかる図となっている。

↑ 携帯サイトを見て、その学校のイメージは変わったか
全体ではほぼ6割が好印象を持つようになり、変わらないが4割近く。悪くなった人は2%にも満たない。男女別で見ると男性の方がやや好印象度が高いが、それよりも現在受験生の立場にある人の好印象度の強さがずば抜けている。とりわけ男性・受験生においては8割近くが好印象。印象が変わらない人は2割足らずでしか無い。
【パソコン・携帯電話・ニンテンドーDS…子供達のネット環境と利用状況】や【小中学生の携帯保有率は女の子の方が上、「家族と一緒のケータイだよ」は数%程度】、【子供の「初めて」は親の年齢次第】などを見ても、高校生くらいまでは、自分自身が自由に使えるインターネットアクセス環境は、パソコンよりは携帯電話の方が多い感がある。そうなると、インターネット上で大学関連の情報を探す場合も、携帯電話専用のサイトがあれば、受験生にとっては非常にありがたいお話。自分の手のひらの中で、あこがれの大学の情報が展開されることで、さらにイメージが良くなることは容易に想像される。
冒頭でも触れたが大学側は少しでも多くの学生に認知され、真の姿を知ってもらい、好印象を持ってもらうためには、携帯電話への展開、すでに運営している場合には改善すべき部分の洗い出しをすることが求められよう。
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