ローソンの「プレミアム生キャラメルロールケーキ」

2010/09/29 19:30

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ローソンの「プレミアム生キャラメルロールケーキ」Garbage Shot」第百四十七回。今回は先に【ローソンの「ウチカフェスイーツ」1周年記念、定番・期間限定スイーツ続々登場】で紹介した、[ローソン(2651)]で2010年9月28日から発売している、スイーツブランド「Uchi Cafe' SWEETS(ウチカフェスイーツ)」の「プレミアム生キャラメルロールケーキ」。同社の「ロールケーキ」シリーズでは第七弾のもの。



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今回も、いつも利用している自宅近所のローソン某店に足を運んで該当商品の調達。同店では棚三段分をプレミアムロールケーキシリーズに使っているが、そのうち二段が今回の「プレミアム生キャラメルロールケーキ」で占められており、少々びっくり。

「プレミアム生キャラメルロールケーキ」
↑ 二段を占領する「プレミアム生キャラメルロールケーキ」。下には同日発売の「チョコマカロン」の姿も。

ネームプレートに値段が書かれているのが確認できる。早速買物かごに収めてレジへ。写真撮影の際の予備のために、いつも通り二つチョイス。そして上の写真のキャプションでも触れているが、同日発売された「チョコマカロン」も姉妹サイト【ライトニング・ストレージ】で紹介するために購入。

先の【ローソンの「ウチカフェスイーツ」1周年記念、定番・期間限定スイーツ続々登場】でも触れられているが、1周年を記念して専用の袋が用意されている。その袋に入れてくれたので、まずはそれをお披露目。

「ウチカフェスイーツ」専用の袋
↑ 「ウチカフェスイーツ」専用の袋

シンプルだが「専門店」っぽい感はある。そして肝心の中身はこちら。

「プレミアム生キャラメルロールケーキ」
↑ 「プレミアム生キャラメルロールケーキ」

最初に気が付くのは「価格表記が無い」こと。これも専門店のスイーツ風にするためのもので、代わりに価格を陳列棚のネームプレートに明記してあるわけだ。スペックは、重量が正味73グラム、厚さ25ミリ・直径90ミリ。内部のクリーム部分は直径60ミリほど。栄養成分はカロリーが266Kcal、脂質21.3グラム、ナトリウム49mg。製造元はいつもの【コスモフーズ】【商品一覧】を見ると、すでに「プレミアム生キャラメルロールケーキ」の姿が確認できる。いわく、

花畑牧場の生キャラメルに純生クリームを合わせました。ほろ苦さと甘さのバランスが抜群!口どけの良さとキャラメルの風味をお楽しみ頂けます。

とのこと。「!」があるあたり、気合いの入れ方が少々違う。

袋を開けて中身を取り出すと、容器の中にさらに薄いビニール製のカップが用意されており、その中に「プレミアム生キャラメルロールケーキ」が顔をのぞかせる。香りは普通の生クリームとは少々異なった、キャラメル特有のこってりとしたような、ちょっと苦みも含まれるような甘味を覚えさせるもの。

100円ショップやスーパーなどで普通に売っている太巻きのロールケーキは、あくまでもスポンジケーキがメインの素材。クリームは巻かれたケーキの間に入っている「つなぎ」のようなイメージでしかない。しかしこの「プレミアムロールケーキ」シリーズは、普通のロールケーキと表現するより、「スポンジケーキで包んだ、たっぷりの生クリーム」という言い回しがよく似合う。それだけクリームの圧倒感・存在感が強い。「巻いていないのにロール(巻く)ケーキとはこれいかに」という問いも読者から寄せられたが、「ひと巻なれどクリームをスポンジケーキで巻いているから、ロールなケーキに間違いは無い」という返しを前回の「プレミアム 栗と芋のロールケーキ」で思いついた。気にいったのでもう一度語ってみる。

「プレミアム生キャラメルロールケーキ」
↑ 「プレミアム生キャラメルロールケーキ」を上と下から眺めてみる

念のため下からのぞいてみたが、底までぎっしりと「花畑牧場の生キャラメル」をあわせた、ほろ苦いキャラメルクリームが詰まっている。

肝心の味わい。実は少々前まで大流行をしていた「生キャラメル」の類はほとんど食べたことが無かった(数回程度)。それにも関わらず、かすかな記憶にある「生キャラメル」の味わいが鮮明に蘇るかのような印象を受けた。まずはクリーム部分。元々「プレミアムロールケーキ」でお馴染み&ご自慢の純生クリームをベースに、北海道のお土産として人気が高い「花畑牧場の生キャラメル」を混ぜ込んであるわけだが、スプーンからひとすくいずつクリームを口元に運ぶたびに、キャラメル独特の甘味が鼻をくすぐってくる。純生クリーム自身は元々甘味たっぷりなのだが、キャラメルが合わせることでほろ苦さが生まれ、意外な味わいを形作っている。

そして生地の部分も、メインとなる「ほろ苦いクリーム」にマッチするかのような黒糖仕立てのスポンジ生地で作られている。まるで甘味と苦みが奏でる協奏曲を包み込むかのような、黒糖ならではの重量感を味わうことができる。生クリームメインのロールケーキを食しているのだが、あの生キャラメルも確かこんな味わいだったよな、と記憶を掘り起こさせる食のひと時。

こんな感じでスプーンですくって食べるわけだ
こんな感じでスプーンですくって食べるわけだ

今回の「プレミアム生キャラメルロールケーキ」はこれまでの「プレミアムロールケーキ」と比べると、素材テーマの「生キャラメル」が幾分なりとも旬を過ぎた感があるため、第一印象・ネームバリュー的なインパクトにはやや欠けることは否めない。しかし昔からお馴染みのお菓子の一つ「キャラメル」を用いていることもあり、味の安定感は確かなもの。同時発売されている、定番のプレミアムロールケーキ「オリジナル」「チョコ」にどこまで人気・売上で迫ることができるのか、気になるところだ。



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