自分で弁当作る時、入れるおかずは何にする? 定番三種が最上位
2010/09/26 12:00
マイボイスコムは2010年8月25日、弁当・水筒に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、自分で作ったお弁当を自分で食べる人は37.4%であることが分かった。そしてお弁当を作る際によく入れるおかずとしては、「卵焼き」「ウインナーソーセージ」「鶏の空揚げ」が上位についている。遠足などのイベントで持参するお弁当では定番のこれらのおかずは、自分で自分のために作るお弁当でも良く使われているようだ(【発表リリース】)。
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今調査は2010年8月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3614人。男女比は48対52、年齢階層比は10代2%・20代11%・30代32%・40代32%・50歳以上23%。
【お弁当 持参率は 男性が 大体2割で 女性は4割】や【昼食は「弁当持参」が過半数、意外に多い男性持参者】などにもあるように、節約・健康志向を受けて、昼食用にお弁当を持参する働き人が増えている。お弁当箱のニーズも高まり、【外食から中食、そして弁当へ!? 食品値上げで弁当箱が飛ぶように売れる現実】のような話もあるほど。今調査母体では頻度を別にすれば、約三分の一が「自作弁当を食べる」と回答している。
↑ 自分で作った弁当を食べる頻度
注意してほしいのは、これは「自作の」弁当を食す割合。保護者・配偶者などにお弁当を作ってもらい持参する人は「無い」の項目に該当することになる。
自分で食べるお弁当を自分で作るとなれば、自分自身のためだけならば自由自在に、子供や配偶者のと一緒に創る場合でも、おかずの選択権は自身にある。どのようなおかずを好んでいれるのか。答えとしては、やはり「手作りお弁当」となれば欠かせない「卵焼き」がトップだった。実に68.0%の人が「自前の弁当には卵焼きを入れるヨ」と回答している。
↑ 弁当によくいれるおかずは?(複数回答、自分で作った弁当を食べる人限定)
上位のおかず「卵焼き」「ウインナーソーセージ」「鶏のから揚げ」「プチトマト」「ブロッコリー」「ハンバーグ」ぐらいまでは、いくつかの共通項がある。すなわち、
・子供から大人まで人気の高いおかず
・調理に時間がかからない、あるいは買ってきたものをそのまま添えることができる
の3点が該当する。特別なイベントの際にお目見えする「スペシャルな」おかずたちだからこそ、自分で創る時には積極的に入れていきたいという想いもあるに違いない。また、皆に好かれ、創るのが簡単で失敗も少なく、素早く完成する点も素晴らしい。定番は定番であるだけの理由が存在するという好例だ。
他にも「アスパラベーコンがオムレツや肉じゃがよりも人気が高い」「揚げもの系ではハンバーグが一番でコロッケが続く」など、興味深い傾向がいくつもグラフからは見て取れる。さらに、自分の弁当を自作する人は次に作る時に、そうでない人は市販のものでないお弁当を持参しフタを開けた際に、ランキングに並ぶおかずと自分の弁当とを比較してみると面白いかもしれない。
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