チャールズ皇太子の笑いも誘う猫オルガン登場

2010/09/14 05:29

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猫オルガンイギリスのチャールズ皇太子が後押ししている慈善プログラム「プリンセス・スタート」プロジェクトの一環である「エコ・フェスティバル」が2010年9月19日までロンドンで開催されている。その会場に招待されたチャールズ皇太子とカミラ夫人が、涙を流すほど笑う一幕があった。奇妙な楽器を次々に創生し、音楽彫刻家(sound sculptor)と呼ばれるHenry Dagg氏の演奏する楽器を見て、笑わずにはいられなくなったからだ(【SKY NEWS】)。



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↑ TRH listen to a cat-organ at the START Festival。
↑ TRH listen to a cat-organ at the START Festival。

これは16匹の猫の縫いぐるみを使った、いわゆる「猫オルガン」。奏者によって鍵盤が叩かれると、それに連動して猫が「にゃー」と鳴き、鳴き声で音を奏でてくれるというシロモノ。元々この猫オルガン(ピアノ)のコンセプトは、17世紀にドイツの哲学者Athanasius Kircher氏が、イタリアの王族のストレス解消のために考案されたと言われているもので、ジョークネタとしてよく語られている。

↑ 猫オルガンのイラスト
↑ 猫オルガンのイラスト

Henry Dagg氏がフタを開けた途端に周囲から大きな歓声と笑いがあふれたのも、これらの予備知識があったからだろう。また元記事では、イギリスのコメディ作品「モンティ・パイソン」内で似たような仕組みを使い「ネズミオルガン」を作ったTerry Jones氏が、「自分のアイディアを盗用された。訴えてやる!」と冗談交じりに語ったというエピソードも紹介されている。

この「猫オルガン」、当然ながら市販はされていない。しかし機会があれば、また別の舞台で登場し、周囲を感動と笑いで満ち溢れさせてくれるに違いない。



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