電子レンジとコンロ、活躍度はほぼ同じ
2010/09/13 07:03


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今調査は2010年8月10日から11日にかけて、東京電力サービスエリア内に住む20-60代の自分で調理をする女性に対し、インターネット経由で行われたもの。有効回答数は2060人。年齢階層比は20-50代、60代以上でほぼ均等割り当て。
調理を手助けする家電は多種多様に及び、価格の低下や使いやすさの向上と合わせ、普及率は上昇の一途をたどっている。例えば電子レンジなら世帯単位での普及率は97.5%に達するという調査結果が出ている(【電子レンジ普及率は97.5%…主要家電製品の世帯普及率】)。
それではそれら調理家電の利用場面はどのような時だろうか。「ほぼ毎回使う」場面を複数回答で選んでもらったところ、ほぼすべての場面でトップには「コンロ」がついた。ヤカンでお湯を沸かす、フライパンで卵焼きを焼く、焼き魚を作るなど「火」は色々な調理で活用されるため、当然といえば当然。

↑ ほぼ毎回使う調理家電は?
使われる度合いを見ると、色々な食事・調理の傾向がすけて見えてくる。
・夕食ではコーヒーメーカーはほとんど使われない……夕食にコーヒーを飲む人は少ない
・朝食は「炊飯器<<トースター」、夕食は「炊飯器>>トースター」……朝食パン、夕食ご飯派が多い
・朝食に限ると炊飯器の利用頻度は平日の方が高い……休日の朝食は平日よりもパン率が高い
特に「休日の朝は平日と比べてパン率が高い」あたりは以前別調査機関の調査結果【朝食はご飯よりパン 休日は特に】でも同じ結果が出ており、興味深い話ではある。
また、コンロ同様電子レンジが平日・休日、朝食・夕食時を問わず利用率が高いのにも着目。色々と応用が効き、手間もかからない(一度セットしたらあとは放置で良い)ことから、場面を問わずにフル回転しているものと思われる。単に普及しているだけでなく積極的に利用されているあたり、電子レンジが日常生活に深く浸透しているようすがあらためて確認できよう。
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