「これなら安心」とお任せできそうな防犯カメラの広告

2010/09/19 07:37

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驚くあの人何かあった時の証拠保全はもちろんのこと、その存在自身がプレッシャーとなり防犯の役割を果たすのが「防犯カメラ」。金融機関や小売店、さらには集合住宅の通路や商店街にも配されるようになり、今では身近な存在といえる。「プライバシーをのぞかれているようでイヤ」と反対する意見もあるが、対価として「安全」を得られるのであれば代償としては十分過ぎると考えるべきだろう。その防犯カメラの利便性、有効性が「なるほど」と理解できるのが、今回紹介するキヤノンの広告だ(I Believe in Advertising)。



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↑ 泥棒さん、逃がさないよ
↑ 泥棒さん、逃がさないよ

↑ 拳銃持った強盗犯も「そこまでだ」
↑ 拳銃持った強盗犯も「そこまでだ」

↑ バイクを使った窃盗犯だって「はい、アウト」
↑ バイクを使った窃盗犯だって「はい、アウト」

これはタイで展開されたキヤノンの【ネットワークカメラ(監視カメラ)VB-C300】の広告。広角レンズ、暗い場所でも明るい映像を映し出す高感度CCD、昼夜の撮影モードを自動的に切り替える自動デイナイトモード、広範囲なパン操作による360度もの視界範囲、動きのある被写体を滑らかかつ高品質な映像で撮影できるプログレッシブスキャン映像、さらには音声送受信モードも備えるなど、防犯用・監視用カメラとしては一線級の性能を持つ優れモノアイテム。

その防犯用カメラの高性能ぶり、つまり「とらえた獲物は逃がさない」的なスペックを表現したのが今回の広告。それぞれ「社内の金銭を奪って逃げようとする泥棒」「現場から逃げ去る強盗犯(右手に拳銃を持っている)」「バイク強盗」をターゲットにし、「お前らの所業はすべてVB-C300のレンズがしっかりと映している。逃げたところで指名手配されて捕まるのは目に見えているぞ。すでにカメラがお前らを『お縄』にしたようなものだ」というメッセージをイメージ化している。すべて手首の部分をカメラが言葉通り「捕えて」いるのは、映像による補足と、手錠による拘束をかけた意味もあるのだろう。

指名手配の写真が出回っても、その犯人が100%捕まるという保証はない。しかし現場の映像がはっきりと残っていれば、その確率はグンと高まるし、少なくとも当事者にとっては大きなプレッシャーとなる。冒頭でも表現したように「なるほど、本当に防犯カメラが悪い奴らを直接捕まえるわけではないけれど、それくらいに効果のあるものなのだな」と直感で理解できるわけだ。性能の高さと恩恵が良く分かる、カメラ同様非常に優れモノの広告といえよう。



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