若年女性、ブログ保有者の3割近くは「放置状態」
2010/09/01 06:50
medibaは2010年8月26日、若年女性の興味・関心に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、約半数の人がブログを開設・保有していることが分かった。一方で定期的に更新している人は調査母体全体の2割でしかなく、ブログ保有者の3割近くは「ブログを持っているが、更新はしていない」と回答していた。検索の過程でよく見かける、最終更新日が数年前の「放置ブログ」も、これらの非更新ブログの一つなのかもしれない(【発表リリース、PDF】)。
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今調査は2010年7月21日から23日にかけて、携帯電話によるインターネット経由で18-34歳の女性に対して行われたもので、有効回答数は3358人。年齢階層比は10代234人・20代前半951人・20代後半1115人・30代前半1058人。
ブログの更新頻度については以前【ブログの更新頻度が減った人、その理由は「仕事や家庭の事情」、そして…】や【「ブログ持ち」「今でも更新」約2割、毎日更新1割とチョイ】でも触れているが、毎日のように更新する人もいれば、数か月に一度しか更新しない人、そして何らかの事情で更新を止めてしまった人など、多種多様なパターンが存在する。今調査項目では「ブログを持っているか」「持っているならどれくらいの更新頻度か」について尋ねている。全体では約半数がブログ保有者だが、若年層ほど保有率が高く、また更新頻度も高いことが分かる。
↑ ブログの保有と更新状況
例えば10代と30代前半を比べると、ブログ保有者率は約2倍。しかし定期更新する人は約3倍の差が出ている。歳を重ねるにつれてブログ以外の色々な楽しみ(ネット界隈だけでもFacebookやツイッターなど)に気をとられるようになったのかもしれないし、あるいは仕事や家事の忙しさでブログどころではない人も多いのも考えられる(「仕事や家庭の事情でブログを止める」人も多いのは前述の通り)。
ブログ保有者の約1/3は
非更新・放置状態
読み手からすればできるだけ更新終了・非更新化はさけて欲しいし、もしそのような事態になっても、せめて最新記事でその旨を公知してほしいものだ。
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