若年女性のツイッター利用度は2割強、10代後半なら16.3%が「毎日」
2010/08/28 12:00


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今調査は2010年7月21日から23日にかけて、携帯電話によるインターネット経由で18-34歳の女性に対して行われたもので、有効回答数は3358人。年齢階層比は10代234人・20代前半951人・20代後半1115人・30代前半1058人。
ツイッターの利用性向については多種多彩なデータが出ている。少し前までは中堅層が中心と言われていたが、最近では【ツイッターの現在利用率8.2%、若年層ほど高い割合】にもあるように若年層ほど高い傾向を見せるようになった。携帯電話経由による利用普及や、「有名人のおっかけ」的な利用が影響しているものと推定される。
今回の調査母体における結果としては、やはり若年層ほど利用比率が高い結果となった。最若年層の18-19歳と最高齢層の30-34歳との間には2倍近い差異が確認できる。

↑ ツイッターを利用しているか
10代後半では約3人に1人、30代前半でも2割近くという値は、女性・携帯電話利用者に限定した母体という前提があるにせよ、それなりの普及率に見える。
元記事では「利用者における利用頻度」が掲載されているが、せっかくなので「各年齢層全体における利用者頻度区分による割合」を算出してみることにした。全体でどれくらいの人がヘビーツイッター使いかが確認できるからだ。

↑ ツイッター利用の有無と頻度
元々利用者が多いこともあるが、それ以上に若年層ほど「濃い」利用者の割合も多く、10代では16.3%が毎日アクセスをこなしている。30代前半の4.1%と比べればほぼ4倍もの割合だ。少なくとも今回の調査範囲においては、「女性なら若年層ほどツイッターの利用者割合は大きく、しかもヘビーな使い手である人も多い」と見てよいだろう。
やや余談だが、日本国内の最大規模を誇るソーシャルメディアmixiにも、ツイッターと似たような機能「mixiボイス」が存在する。mixi内部でも「つぶやきコミュニケーション”mixiボイス”」と表現するあたり、ツイッターを強力に意識しており、機能的にも似たような面も多い(一方で「イイネ!」機能など違う面も多々見受けられる)。この「mixiボイス」の利用有無・頻度を聞いたところ、ツイッターより高い値が確認できた。

↑ ツイッター・mixiボイスを利用しているか
グラフ生成は略するが、「頻度」においても「mixiボイス」はツイッター以上。元々なじみ深いソーシャルメディアであるmixiの付随機能ということもあり、利用ハードルも低く、ツイッター以上の面白さ・便宜さを感じているのかもしれない。
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