訪問時の最終チェックは髪?

2010/08/15 06:30

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ビジネスマンソフトバンク・ヒューマンキャピタルが運営する転職サイトのイーキャリアは2010年7月29日、営業職の身だしなみに関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては「訪問先に入る前に最後にチェックする部分」としてもっとも多くの人が挙げたのは「ヘアスタイル」だった。ただし男女別に見ると女性ではヘアスタイル以上に「フェイスケア(化粧など)」をチェックする人の方が多く、男女でチェックポイントが大きく異なることが分かる(【発表リリース】)。



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今調査は20-49歳の男女営業職に対して2010年7月16日から21日の間、インターネット経由で行われたもので、有効回答数は400人。男女比は27対13、年齢階層比は非公開。

夏のさ中、太陽が照りつく元での移動は、汗をかくなど何かと容姿が乱れてしまう。営業回りをする人にとっては、そのような状況下でも、お客様と対面する時には出来る限り平然さが求められるもの。そこで「訪問先に入る前に、最後にどこをチェックするか」について尋ねたところ、全体では「ヘアスタイル」がトップについた。4人に1人は髪型をチェックしてから訪問先のドアをノックすると答えている。

↑ 訪問先に入る前に、最後にチェックする部分
↑ 訪問先に入る前に、最後にチェックする部分

トップの「ヘアスタイル」や「フェイスケア」「ネクタイ」などの見た目、汗臭さのチェックを意味する「ニオイ」など、いかにも「夏の営業」を強くイメージさせるキーワードが続く。

しかしこれも、男女別に見ると大きな違いが生じてくる。

↑ 訪問先に入る前に、最後にチェックする部分(男女別)
↑ 訪問先に入る前に、最後にチェックする部分(男女別)

ビジネスマン男性は「ヘアスタイル」「ネクタイ」「ニオイ」の順だが、女性は最初に「フェイスケア」が入り、次に「ヘアスタイル」「ニオイ」の順となる。男女ともに「ニオイ」に対しては留意を払っているが、ビジュアル的な面では男性が髪型・女性が化粧と、留意点に違いが出る。逆にいえば、それだけ夏の営業時には乱れやすいポイントなのだろう。

デスクワークをしていると、飛びこみの営業の人の来訪を受ける機会もありうる。ほとんどは時間を浪費させるだけの忌むべき存在としかならないが、せっかくなら今回挙げた、チェックする部分に少々目を向けてみてはいかがだろうか。「ちゃんとヘアスタイルは整えているかな」「ネクタイは曲がってないかな」など、確認していると、彼ら・彼女らの来訪も単なる邪魔者ではなく、息抜き的な存在と思えてくるかもしれない。



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