夏の営業職 ハンカチ欠かせず

2010/08/11 07:10

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汗ソフトバンク・ヒューマンキャピタルが運営する転職サイトのイーキャリアは2010年7月29日、営業職の身だしなみに関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、訪問先に入る前に汗を引かせる方法としてもっともよく使われているのは「ハンカチで(汗を)拭く」だった。また、夏の営業の必需品としても「ハンカチ」が男女を問わずにトップについている(【発表リリース】)。



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今調査は20-49歳の男女営業職に対して2010年7月16日から21日の間、インターネット経由で行われたもので、有効回答数は400人。男女比は27対13、年齢階層比は非公開。

汗対策、ハンカチが一番
春先までは「今年は冷夏」と言われていたものの、フタを開けてみれば海流などの影響もあり、日本では猛暑の夏となった(【7月は順調・日照時間(2010年7月分)】など日照時間の動向もその動きを如実に表している)。暑くなると男女を問わず苦労するのが、汗の制御方法。汗をかく本人も、周囲から見ても汗だらけの状況は決して好ましいものではなく、ましてやお客様と対面する営業職にとって、汗は大敵ともいえる。

そこで訪問先に入る前にどのような方法で汗を少しでも引かせているのか、複数回答で尋ねたところ、もっとも多かったのは「ハンカチで拭(ふ)く」というオーソドックスなものだった。男女共に8割以上の回答率を見せている。

↑ 夏の時期に、訪問先に入る前にどのようにして汗を引かせているか(複数回答可)
↑ 夏の時期に、訪問先に入る前にどのようにして汗を引かせているか(複数回答可)

第二位に「せんす・うちわであおぐ」とあるが、思い返してみれば確かに駅周辺で見かけるサラリーマンの中には、自前のせんすを使う人を時々目にする。「今どき扇子を使うなんて」と違和感を覚える人もいるだろうが(特に女性が使っていた場合)、彼ら・彼女らなりの創意工夫と努力のたまものといえる。

また、項目別の回答率を見直すと、多くの項目で女性の値が男性よりやや高めなのが目に留まる。女性が汗だくになって営業回りをしている状況は、漫画やドラマでの描写はともかく、実際にそのような状況で走り回っている姿はあまり見かけない。仕事への熱意は男女ともに変わらないものの、汗に対する注意は女性の方が熱心ということなのだろうか。

必需品は男女で異なる
それでは汗が大敵となる、夏の営業で必需品とされるものは何だろうか。男女で同じもの、まったく違うもの様々なものがあり、興味深い結果が出た。

↑ 夏に営業する際の必需品(複数回答形式)
↑ 夏に営業する際の必需品(複数回答形式)

夏の営業上記の「汗拭き」に使うハンカチは男女ともに最重要アイテムとして認識されている。一方、「せんす・うちわ」はほぼ男女で変わらないものの、その他のアイテムは一様にして女性の方が所有率が高い。特に制汗剤周り、日焼け止めをはじめとした汗抑制系薬品や、日傘はずば抜けている。

「必需品無し」が女性ではゼロ%であることも合わせ、上記でも触れているように、女性は男性(当方含む)が考えている以上に、汗への備えを懸命にしていることを再認識させてくれる結果といえよう。



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