ツイッター依存症の傾向ランキング
2010/08/05 07:04
検索エンジンgooにおいて実施されていた【こうなったらTwitter依存症だと思うことランキング】の結果発表が行われ、第一位には「仕事の合間、トイレにケータイを持ち込んでつぶやいている」がついた。一覧を見ると「それは依存症というより異常では」という行動がいくつか見受けられる一方、「なるほどそうかも」と同意できるものも多数確認でき、色々な意味で考えてしまうランキングとなっている。
スポンサードリンク
1度の書き込みが140文字以内の、チャットのようなミニタイプのブログ【ツイッター(Twitter)】は、日本でも少しずつ浸透しつつある。海外では【iPhoneユーザーの28%は朝起きたら「ベッドから出る前にツイッターやFacebookのチェック」!?】のように寝ても覚めてもFacebookやツイッターという人も多いが、日本でもそのような話がちらほらと聞こえ始めている。
さて、そのツイッターについてある程度ハマっている人たちが、半ば自虐的に「ここまでやればツイッター依存症だよね」と考えている事象・行動のトップは「仕事の合間、トイレにケータイを持ち込んでつぶやいている」。何をするにもすぐにつぶやく・時間がほんの少しでもあればつぶやかずにはいられない心境の典型的な例であり、冷静な立場の人なら「トイレまでつぶやくなよ」と突っ込みを入れるに違いない。第一「トイレなう」などつぶやかれても、それを目にした他の人は「どうすりゃいいのよ」と頭を抱えてしまうだろう(肯定派は「本人の自己満足だから別にいいのでは」と考えるのだろうけれども)。
第二位も似たようなもので、風呂に入りながらのツイーティング。【女子高生の6割は「お風呂の中でケータイ使う」、良くやることはメールや音楽視聴】などにあるように、お風呂の中で携帯電話を使う人は案外多いが、これは携帯電話を音楽再生端末や、対個人の意思疎通ツールとして使う場合。不特定多数に対する「つぶやき」のツイッター利用は、「トイレの中でのつぶやき」同様、「それは依存症だろう」と言われても仕方がない。まだ閲覧だけなら「インターネットサイトの閲覧」と同じで救いようもあるのかもしれないが。
第三位以降も、自分の実生活に深くツイッターが浸透してしまったがゆえの所業が立ち並ぶ。良い悪いは別として「依存症とかではなく、普通によくやる使い方だよね」というのもあり(例えば「テレビを観ながらTwitterで実況してしまう」)、単純にネガティブな意味合いの強い「依存症と自覚する」項目に含めて良いモノなのかと悩むものもあるが、その判断基準も一人ひとり違う、ということか(「-なう」をつけてしまう、が無いは首をかしげたが)。
なお日本におけるツイッターの「利用率」は、インターネット利用者全体のうち現在1割前後とされている。昔と比べれば随分数字的には増えたものの、まだまだ少数派であることに違いは無い。名刺に自分のアカウントを表記するくらいなら問題は無いが、話す相手がすべてツイッターを知っている・使っていると考えて行動すると、手痛い目にあう可能性が高いので、気を付けるにこしたことはない。
スポンサードリンク