中のサメで二度驚く茶こし

2010/08/08 07:04

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Sharky tea-infuser日本で緑茶がよくたしなまれるように、多くの西洋諸国では紅茶が愛飲されている。特に【戦車の中でも核戦争でも「とりあえずはお茶だ!」-イギリス人の原動力は「紅茶」!?】【お茶の時間が10倍楽しくなりそうなティーポットたち】にもあるように、イギリスの人たちの紅茶好きは世界に知れ渡るほど。今回紹介するお茶のインフューザー(茶網・茶こし)は、紅茶が自分の命の次に大事で、同時にジョークにも長けているイギリスの人なら、きっと「ふふん」と鼻をならして「これは興味深い」とうなづいてしまう一品だ(【TOXEL.COM】)。



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↑ サメの背びれのようなものが付いた茶網
↑ サメの背びれのようなものが付いた茶網

見た目はオーソドックスな茶網に、サメの背びれのようなものがついたシンプルな形状。アルゼンチンのデザイナーPablo Matteoda氏が創ったもの(名前もそのまま「Sharky tea-infuser(サメのお茶こし)」)だが、【飲む人誰もがオドロきヨロコぶ氷を作れるアイストレーたち】で紹介した「Shark Fin Ice Cube Tray」を思い起こさせる。「なるほど、カップにこれを浮かばせて『サメが泳いでるぞ』と楽しむわけか」とまでは誰もが想像できる。

ただ、この茶こし、単に「外から見ると背びれが見えるね」に留まらない。網の中に紅茶の葉なりハーブティーの葉なり、乾燥果物を入れてしばらく放置すると、その葉の成分がカップに浸透していくわけなのだが……

↑ いわゆる「ジョーズ」系の映画のワンシーンを見ているかのような
↑ いわゆる「ジョーズ」系の映画のワンシーンを見ているかのような

少しずつ浸透していくようす、そしてサメの背びれ部分周辺の色が濃いあたりなど、『ジョーズ』をはじめとしたサメが登場する恐怖アクション系映画のワンシーン(詳しくはあえて解説しない)をほうふつさせてしまう。招待した知人にこれでお茶を作ってあげれば、最初は「なにこれサメの背びれじゃん」とちょっと驚くだろうが、次第に「……うぉおおおう」とさらなる、そして別の意味での驚きの表情を見せるに違いない。

多分にブラックなところがあるので、異性へ出すお茶にはお勧めできない。もっとも市販品では無いのでその心配も無いが、形状がシンプルなので腕に自信がある人は自作してしまうかもしれない。ジョークが分かる人限定、ということで。くれぐれもご注意を。



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