ツイッターの利用者同士のつながりが絵で分かる「@talkexplorer」

2010/08/02 12:00

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「@talkexplorer」Facebookやツイッターなどのソーシャルメディアにおいては、そのサイト内で取り扱われる各種データを抽出できるAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース、Application Programming Interface。要は約束事や公式、決まり、事前に設定された命令のこと。プログラム上のブラックボックス・機能パーツと思えば良い)が用意されている。プログラム技術に長けた人はこのAPIを上手に使い、各ソーシャルメディアをさらに使いやすく、色々な視点で分析できるツールを世に送り出している。今回紹介する【@talkexplorer】もその一つで、【ツイッター(Twitter)】上で交わされている会話やつながりを視覚的に表してしまうというものだ。



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↑ @talkexplorer全体図
↑ @talkexplorer全体図

使い方は極めて簡単で、左上のウィンドウに表示させたい対象のツイッターアカウントを入力し、「Explore」ボタンを押すだけ。程なくして左側に対象アカウントを中心にした図が、右側に各種テキストのデータが表示される。

見ただけで大体理解はできるのだが、一応説明。左側の図で一番大きな丸印は、対象アカウント本人。そしてその周囲にある小さな丸は、対象アカウントと最近直接会話を交わした(【ツイッターで上手に「ネットワーク」を構築する8つのポイント】で説明しているように、ツイート(つぶやき・発言)の冒頭に「@」(小文字)と相手のアカウントを入力することで、その人に向けた発言にすることができる。ただし秘匿はされない))相手を表示する。太い線ほどたくさんの会話を交わしている。

各アカウントを表す丸をクリックすればプロフィールが、丸同士を結ぶ線をクリックすれば二者間で交わされた会話が右側のボックスに表示される(直近のもののみ)。

↑ 試しに某氏と当方との直近会話を表示させてみる。……くだらない話ばかりだ(笑)。
↑ 試しに某氏と当方との直近会話を表示させてみる。……くだらない話ばかりだ(笑)

左側のネットワーク図を見れば分かるが、自分がよく会話を交わしている相手同士に交流があれば、それぞれのアカウントを示す丸同士にも線が結ばれ、会話を確認できる。自分との会話の中で、互いがどんな話をしているかをチェックできるのも興味深い。

アカウント名には入力者本人だけでなく、他人のアカウントも入力でき、表示が可能。

↑ ソフトバンク社長の孫正義氏のデータ。太い線がほとんど見られないため、色々な人に少しずつ語りかけているのが分かる
↑ ソフトバンク社長の孫正義氏のデータ。太い線がほとんど見られないため、色々な人に少しずつ語りかけているのが分かる

これらのネットワーク図や具体的な会話内容は、基本的に公開されているものに限定される。アカウントそのものがロック(許可された人しかツイートを閲覧できない設定)されている人のデータは、調べようとしてもエラーが出るだけ。

↑ ロックアカウントを表示させようとしたところ「スペルミスかユーザーがいないかサーバーが落ちてるかもよ」とのエラーメッセージ
↑ ロックアカウントを表示させようとしたところ「スペルミスかユーザーがいないかサーバーが落ちてるかもよ」とのエラーメッセージ

自分自身のツイートの関連図を定期的にチェックしてみるのはもちろんだが、有名人や業界人のアカウントを入力し、どのような人と会話を交わし、交流を深めているのかを確かめるツールの一つとしても使うことができよう。



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