炭酸購入場所 スーパー1番
2010/07/28 12:05
マイボイスコムは2010年7月23日、炭酸飲料に関するアンケート調査結果を発表した。それによると調査母体のうち炭酸飲料(アルコール系除く)を飲む人においては、購入場所としてよく用いられる場所は「スーパー」がもっとも多かった。6割強の人が「スーパーで良く購入する」と答えている。次いで「コンビニ」「自動販売機」の順となっており、炭酸系飲料の安売り店の代表格「ディスカウントストア」「100円・99円ショップ」は10%前後でしかなかった(【発表リリース】)。
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今調査は2010年7月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3899人。男女比は46対54、年齢階層比は10代2%・20代11%・30代32%・40代32%・50代以上23%。なお今調査母体で炭酸飲料水(アルコール系除く、以下同)を飲む人は88.1%という結果が出ている。
コンビニやスーパー、自動販売機に目を留めれば、ちまたに炭酸飲料がまん延しているのはご存知の通り。それでは炭酸飲料を飲んでいる人(全体の88.1%)において、どのような場所で多くそれら炭酸飲料を買い求めているだろうか。複数回答をありとし、「多く買い求める場所」を選んでもらったところ、トップについたのは「スーパー」だった。
↑ 市販の炭酸飲料を主にどこで購入することが多いですか(飲む人限定、複数回答可)
【スーパーは今や総合食品店】などにもあるように、スーパーマーケットは今や食品購入の拠点とする認識が強い。スーパーで炭酸を買う人が6割を超えているのは、さまざまな食材を調達する際に、炭酸飲料もまとめて買ってしまおうという人が多い表れだろう。
次いで多かったのはコンビニ。こちらは職場や学校の行き帰り、あるいはお昼休みにお弁当やちょっとした雑貨(例えばたばこ)と共に調達するパターンが多いと思われる。実際【「コンビニでたばこを買う時、ついでに何を買う!?」(最終結果)】にもあるように、コンビニでたばこを買う人の3割強は飲み物を一緒に買っている。その中で何割かが炭酸飲料を購入することを考えれば、その数は決して少なくは無い。
一方冒頭でも触れたように、「まとめ買い」「安値買い」ではスーパーやコンビニより有利なはずの「ディスカウントストア」「100円・99円ショップ」はそれぞれ10.1%・6.0%でしかない。設問は「購入することが多いですか」であり「購入していますか」では無いので、これらのお店での購入頻度が低いだけなのかもしれない。しかし「スーパー」や「コンビニ」の値が飛びぬけて高いことを考慮すると、炭酸飲料の分野においては「ディスカウントストア」「100円・99円ショップ」はまだ脇役の立場でしかないと考えて良さそうだ。
■関連資料:
【スーパーは今や総合食品店】
【「コンビニでたばこを買う時、ついでに何を買う!?」(最終結果)】
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