iPadを変える素敵アイテム
2010/07/18 06:40
パソコン、携帯電話、ノートパソコン、スマートフォン、さらには携帯ゲーム機それぞれと違う、ネット情報端末として新しい立ち位置を占めるタブレット型パソコンの代表格iPad。その独特のスタイルから、【iPadが調理器具「iCut」になる日】や【iPadの持ち運び方を色々と考えてみた】多種多様な「運搬法」「置き方」「活用法」が提案され、世に披露されている。自由な発想を吸収しうる許容力を持つのがiPadの特徴の一つともいえるが、【TOXEL.com】ではそのような「発想の自由さ」を再確認できる多種多様な周辺機器が紹介されていた。今回はこれらの中から、いくつかをかいつまんで紹介することにしよう。
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↑ 回転皿付きの小型テーブル「Cradle」
病院のベッドで使うような、小型の「コ」の字型テーブル。その上にiPadが固定できるターンテーブルが載っている(iPad用回転皿付きちゃぶ台、と表現した方が早い?)。ヒザの上にiPadを置いてもなかなか安定せずに使いづらい、という人には役立つアイテムかも。お値段は52.5ドル(4700円)。
↑ iPadを着こなそう。iTee&iDress
Tシャツやドレスの前面に、カンガルーの袋のような大きな収納袋を創り、そこにiPadを入れるというライフスタイル提案型商品。価格は39.95ドル(3600円)。発想としては面白いが、歩きにくそうな気がするし、転んだらどうするのだろうか。モデルの人たちの顔があまり嬉しそうでないのも気になる(笑)。
↑ ClamCase。
iPadに薄型のキーボードを取りつけて、「ノートパソコンのような使い方」「立たせてスタンドとして利用」「角度を自在に調整できる台座」さらには「プロテクター」としての使用ができるという周辺機器【ClamCase】。今秋発売とのことで価格はまだ未定。考え方としては非常に面白く、柔軟性の高いiPadを象徴するアイテム。ただ、ここまでやるとiPadである必要は無いような。
↑ 「万が一」のリスクを減らせる「iBallz」。
これはアイディア賞モノのアイテム、【iBallz】。要はゴム紐で4つの溝付きゴム製ボールをつなぎ合わせただけの商品。このボールでiPadの四つ角を固定することで、落下時のリスクを減らせるし、床に何かこぼした時に水で濡れてしまうこともない。また、ゴム紐のかけ方を変えることで、やや傾けてタイプしやすい台座としても使えるというもの(写真を見た限りでは逆に不安定になると思うけど)。
↑ 防水カバー
最後は携帯電話で使っている人も結構いるだろう、お風呂や台所など水場で利用するための防水カバー、WATER WEAR。iPadだけではなくタブレット型パソコン全般に使用可能。カバーをしながらのタブレット操作もできる。シンプルな創りなので、日本でもすぐに登場する予感。
今回紹介したアイテムはお茶目なタイプというよりは、いずれも「意外と使えそうだな」という類の、いわば「実践派」な周辺機器。iPadをすでに保有している、あるいは近いうちに購入予定のある人は、一つ二つ「欲しいな、これ」と思うものがあるかもしれない。発想や技術に特に難しいものは無く、価格もそこそこなものばかりなので、日本に直輸入・代理店販売されるものも出てくるだろうし、あるいは類似商品が登場する可能性もある。
また同時に、これだけ多種多様な「いつでもどこへでも持ち運びされる利用スタイル」を提案されるiPadは、やはりこれまでのマシンとは「どこか違った」雰囲気・受け入れられ方をしているな、と考えてしまう。これからも多種多様な「こんな使い方はどうだろう」的な周辺機器が登場するに違いない。
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