間食理由 甘味好きに空腹感
2010/07/19 12:00
マイボイスコムは2010年6月24日、間食に関する調査結果を発表した。それによると調査母体のうち間食をする人においては、間食理由として「お菓子などの甘いモノが好きだから」と答えている人が49.8%となり、もっとも多い要因であることが分かった。次いで「おなかがすくから」「気分転換」が続いており、この3要素がそれぞれ、ほぼ二人に一人の割合で回答する結果となっている(【発表リリース】)。
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今調査は2010年6月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3987人。男女比は46対54。年齢階層比は10代2%・20代12%・30代32%・40代32%・50歳以上22%。なお調査母体において、頻度はとわず何らかの形で間食をしている人は80.6%に登る。今件はこの80.6%の人たちを対象にしている。
【「毎日間食」女性は4割、チョコレートが大好き!】などの調査にもあるが、間食は特に女性において欠かせない食生活の一部となっている。また【チョコレート、どんな時に口にする? 69.4%は「おやつとして」だけど……】でも触れているが、「栄養補給や疲労回復のための栄養剤的な役割に期待する」面も強調されつつある。
そして間食を口にする場面を聞いたところ、トップは「小腹がすいた時」。間食をする人の6割に達している。
↑ 間食の場面(複数回答可、上位10位のみ抜粋)(再録)
それではなぜ、間食をする人はその衝動に走るのだろうか。ルーチンワークだからだろうか、それともやはりお腹が減ったから?
↑ 間食理由(複数回答)
上位回答は得票順に「お菓子など甘いモノが好き」「おなかがすく」「気分転換」。ただしこの3項目はほとんど差異が無く、事実上同等一位と見て良いだろう。
「甘いモノ」欲求の方が
間食理由としては上に。
精神安定剤的(ストレス解消)、あるいは滋養強壮的(疲労回復)な効果を期待する人も多く、それぞれ2割強の値をみせている。一方でコミュニケーションツール、あるいは付き合いとしての間食は1割程度と比較的少数派。間食はどちらかといえば「周囲も巻き込ん」でのものはなく、「一人ひとりの趣味趣向や欲求の問題の解決策」の意味合いが強そうだ。
仮に上位三条件、つまり「元々甘いモノが好き」で「小腹がすき」そうな時間帯に、例えば仕事に行き詰って「気分転換を欲している」としたら、おやつなどの間食は実にベストマッチなアクションとなる。さらにストレス解消や疲労回復も期待できる。周囲にそのような状態の人がいたら、そっと甘いモノを差し出してみよう。きっと喜ばれるに違いない。
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